BSデジタル・チューナーを使ってみる

■なぜデジタル放送なのか?最近ビデオ屋で借りたいビデオが少なくなってきた。
観たいビデオは大方借りてしまったし、一方新作ビデオが思ったほど増えていない。
新聞でふとデジタル放送番組表を見かけ、調べてみた。すると、チューナーさえあれば、
もっともそのチューナーが少しお高い(実売で6万円前後)が、
通常のテレビに接続できることがわかった。スター・チャンネルとWOWOWは有料で、
契約しないと見られないが、それ以外は無料で見られることもわかった。

■左の写真の上から二番目の箱がBSデジタル
チューナー。
■それはなんと言うことはない、幅28センチ、
高さ6.7センチ、奥行き29.1センチの箱。
購入したのは、M社のTU−BHD300というモデル。
これを選んだ理由は、他社に比べて比較的
安かったのと、CSデジタルにも対応しているし、
(といってもCS放送は有料で契約していないので、
さしあたり宝の持ち腐れ)、既存のビデオデッキ等と
連動が可能らしいという点。

■デジタル放送というのはまだあまり認知されているとはいえない。本来ハイビジョン、
多チャンネル、データ放送等を目指して、2000年末から放送を開始。
1000日後には1000万所帯に普及すると目指したという。もっとも実際は目標の半分に満たず、
こんな記事がある。
8月末のBSデジタル普及世帯は約411万世帯
■とはいえ一方で従来の地上波放送をデジタル化する方向は確実で、12月から東京、大阪、
名古屋の3大都市圏で始まるという(朝日新聞9月19日朝刊)。
つまり衛星放送も地上波放送もデジタル化オンパレードになる。単純に走査線が倍になるのだから、
画質は格段に向上する。
■どの時点で買いの決断をするか迷っていたが、あまり値段が極端に下がりそうにないので、
8月に購入決定。もっとも買った後に、地上波デジタル内蔵の新モデルが9月に発売され、
ちょっとショックだった。でも、地上波デジタルが実際に地元で実現されるのはまだ先のことと思われ、
現モデルで十分だと自分を慰めている。
■まずはアンテナ、テレビおよびビデオデッキに接続。アンテナは従来の衛星アンテナが
そのまま使える。もっともCSデジタル放送を受信することはできない。最新のアンテナには
BSにもCSにも対応できるタイプがあるらしい。B−CASカードというクレジットカードのようなものを
差し込む。これがどうやらこのチューナーのIDで1枚ごとに違う番号がついているらしい。
それから電話線もつなげる。テレビを観ながら、初期設定。それでおしまい、後はリモコンで
番組を選ぶだけ。NHKハイビジョン、BS朝日、BS−i、BSジャパンそれにBSフジがすぐに見える。
アナログ放送と同様、WOWOWデジタルなどの有料番組は契約が必要。
■気をつけないといけないのは、ビデオデッキと接続して、録画を予約する場合だと思う。
チューナーだけで予約することが可能だが、そのままだとビデオデッキと連動しない。
このチューナーには二つの方法が用意されており、Ir(赤外線)システムかi.LINKか選択できる。
後者の方は、パソコンを知っている人ならIEEE1394方式といった方がわかりやすいかもしれない。
幸い、私の持っているデッキはIrシステムが利用できることを確認した。
■二つともデッキが対応していない場合には、最後の手段として、両方で別々に録画する必要があり、
これは煩わしいことだろう。というのは、新聞の番組表を観て、気が付くことは、BSデジタル放送には
地上波用の番組表と異なり、Gコードが載っていないのだ。チューナー側は、もっぱらリモコンで
テレビを観ながら予約する。では、デッキ側は?デッキを非同期に予約する場合には、
Gコードが使えなかった時代を思い出して、開始時刻、終了時刻など一つ一つ設定する必要が出てくる。
■この問題の解決には、BSデジタル放送にもGコードないしそのようなコード方式を採用すべきだろう。
実はデジタル放送には電子番組ガイド(EPG)が使える。パソコンに画像キャプチャー・カードがあると、
インターネットでEPGを予約しておき、チューナーから画像出力をカードに入力して、パソコンのファイル
として録画するという方法も利用できる。実際実験して確認してみたが、まあ一般家庭では無理ではないか。


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