■先週は犬について大きなニュースが二つ。
■アメリカの友人から突然メッセージを受け取る。「神田さん、あなたと娘さんに知らせたいことが
あります、私たちの大きな犬が昨日亡くなりました」big dogとはどの犬のことかしばらく
わからなかった。というのは、帰国前に彼のマンションを訪れた際に見た犬も馬鹿でかかったし、
帰国してからまた買ったという犬も大きいはずだったから。「小さい犬と猫は友達がどこへ
行ってしまったのか混乱して居るみたいです」猫は明らかにMAROちゃん(歌麿から取ったとか)
のことだな。「7歳になる前でした」ずいぶんと若死にだな。
■「それに妻も私もひどく気持ちが落ち込んでいます」そうだろうな、日本人の奥さんとの間には
子供が居ないので、ペットの死は我が子の死のように応えるだろう。
| ■「娘さんが遊びに来た日に、その犬と一緒にパーティに連れて 行ったことを覚えています」そうか、5年ほど前、夏休みに彼の家 に遊びに行きたいと言うので、娘をアメリカに送ったことがある。 娘に尋ねたら、その犬はSAIZO(霧隠才蔵から取ったそうだ)に 違いないという。普段はSai-chanと呼んでいる。彼は車の ナンバープレートにSAIZOとつけるほど、その犬が気に入って いたようだ。 ■そうでしたか、我が家もエル子を亡くしているから、 その気持ちはわかるよ。でもあまり落ち込むなよ、と返事を送る。 続けて彼はメッセージを寄こし、サイちゃんのことを詳しく書いている。 ■性格がおとなしく、誰にも危害を加えたことが無いという。 その日も朝外に出ておしっこをして、家の中に戻り、玄関で そっと倒れたそうだ。死ぬまでそのまま動けなかったらしい。 ■「体重が200ポンド(90キロ)もあり、獣医の所まで 運べないので、家まで来てくれる医者を探して、眠るよう注射を 打ってもらいました。それから、トラックを手配してくれる火葬場を 探すのにまた一苦労しました。神経の参る一日でした」 ■「そうですね、若いですけど、グレード・デンという犬の寿命は 通常7歳から9歳だそうです」そうなのか、体の大きな犬は短命 という説を裏付けるな。 |
■同じ週に、今度はまたとんでもないニュースを妻から聞いた。
■娘と犬が他の犬に襲われたというのだ。その日犬を散歩させていたところ、ある犬が突然
我が家の犬のおしりにかみつき、あろうことかさらには、止めようとした娘の指と腕にまで
かみついたという。その犬は野良犬なのか、単に無責任な持ち主が放し飼いにしておいたのか
わからない。
■驚いた妻は、たまたま車を定期点検に出してあったがとにかく早急に戻してもらい、
犬を獣医の所に運んで、処置をしてもらった。一方、娘の方は徳洲会病院に連れて行った。
診てくれた先生が大事を取って破傷風の治療をしてくれたそうだ。
■危害を加えた犬はその後行方をくらまし持ち主も現れないので、誰にも文句を言いようがない。
我が家は憤懣やるかたなし。こんな飼い主はペットを飼う資格はない。
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