■「これでいいんですか?」、店員が心配そうに尋ねる。はじめなぜそんなことを言うのかわからなかった。
■昨夜テックランドでF社製の中古品を急遽買い込んだ。スリム型ケースに15インチのディスプレーが付いて、19800円也。今までノートパソコンをウィンドウズ2000で使っているが、調子悪いので、これにしたいと筆者。どうやら今の売れ筋から言うと、ずいぶん能力が足りないので、心配してくれたようだ。
■ついにサーバーが始動しなくなった。もともと使い古しの小さなノートパソコンをサーバーに転用していた。というのはハードウェアの仕様が古く、使わなくなったパソコンの有効活用という理由もあったから。最初にいかれたのがバッテリーで、充電できないのだ。秋葉原で部品を探し回ったが、とうとう見つからなかった。時々ACコードを外して、完全に空にしてからつなぐのだが、最大充電量が3%たまるのがいいところ。今朝コードをつないだところ、ハードウェアのエラーが出て、システムが立ち上がらない。
■とにかく今時あきれるくらいにローテクなマシンだった。何しろプロセッサーはペンティアムの166MHz、ハードディスクはわずか3GBだ。それにインターフェースは、パソコンで今ではもうはやらないPCMCIAしかない。
■サーバーの基本方針を作るに当たって、一番困ったのはバックアップをどうするかだった。オペレーティング・システムを2000とし、ウェブ・サーバーやらFTPサーバーやら、セキュリティ・ソフトなど最低限必須なソフトを入れたら、それだけで1.5GBを占めていた。
■ハードディスクの拡張をまず考えたが、このノートパソコンに適合するハードディスクも見つからない。次に外部記憶装置を接続することを考える。ところが、現在圧倒的に多いのがUSBを利用している。次に多いのが、IEEE1394だろうか。かつて有名だったSCSIは見る影もない。
■せっぱ詰まって、3GBを1.7GBのCディスクと1.3GBのDディスクのパーティションに分割した。キャッシュ(ページファイル)の余裕を見ると、1.7GBが絶対必要。もっと大きく確保したいが、そうするとバックアップ・イメージが大きくなり、Dディスクに収まらないおそれが出てくる。3GBの中で、やりくりしようとするとこれしかない。
| ■今度のハードウェアは、AMDのK6プロセッサーを使っているから、もう4,5年前のレベルだろうか。いまなら2.5から3GHz近くないと、自慢できるレベルではない。日進月歩のこの業界では、シーラカンスのようなもの。筆者は別のワークステーションに、100GB超のハードディスクを数個接続している。だから店員が、「これ(こんな貧弱な仕様)でいいんですか?」という意味はよくわかる。 ■でも上を見ればきりがない。問題は何と比較するかだ、今のハードウェアに比べれば、350MHzと、倍になったし、ハードディスクは6GBとこれも倍になっただけでもうれしい。それにUSBポートが使えるのもありがたい。こんなハードでも、ウィンドウズ2000はしっかり導入できた。 |
■まずは電源を入れるとウィンドウズ98が動き出そうとするが、シリアル番号を入れる画面で停止。しかしウィンドウズ98のシステムCDが同梱されていない。安いわけだ。普通の人には使い物にならない売り物だ。
■異なるシステムでソフトをそのまま複写するのは少し面倒だ。単純なコピーだけではいかないはず。でも一つ一つ設定を思い出しながら、全ソフトを再導入するのも面倒。そこで最も安易な?方法で試すことにする。
■まずはウィンドウズ2000を導入。CとDとに論理分割されているので、そのままファイルシステムをNTFSに変えて、フォーマットしておく。次にUSB外部記憶装置からDにイメージをコピー。ディスケットからバックアップソフトを始動して、DのイメージからCへ、ノートパソコンのシステム・イメージを復元。
■このまま電気を入れると、ブートの途中で、ブルー・スクリーンになり、異常停止する。これは元のウィンドウズ・システム・イメージが壊れたため。そこで再度システムを導入するのだが、今度はリカバリーを選択。
■これで一応システムが動くのだが、細かな点でさらに調整が必要になる。まずは以前使っていたハードウェア仕様と異なるために、デバイス・ドライバーと言われるものを削除と追加が必要となる。
■最後は、サーバーとして内部アドレスを固定しておかねばならないので、ネットワークでインターネット・プロトコルでIPアドレスとDNSアドレスを設定しておく。これはイメージ・コピーでも複写されないものらしい。
■というわけで、皆さんが今ごらんになっている画面は、こうして移行された新しい環境で稼働しております。あ、そうそう動くことを確認した後、ケースを開けて、メモリーを物置から探してきた倍容量のものに置き換えておきました。だから、それなりにさくさくと動くようになりました。
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