■湘南には二輪がよく合う。自転車も良し、オートバイも良し。夏はもちろん、たくさんの若者がサーフボードを片手に海岸を乗り回す。でも本当にサーフィンが好きな連中には季節は関係ないらしい。冬でもウェットスーツ姿の男女が自転車に乗り、海岸へ出向く。バイクに長いサーフボードを取り付けて走ることを警察が昨年10月?禁止して以来、近頃自転車姿がよけい目につく。海岸の自転車置き場にはこの季節でも自転車が並んで止まっている。
■ちなみにバイクにボードを取り付けるには、キャリアの長さを30センチ超えてはいけないらしい。鵠沼ビーチクリーンクラブのホームページにこんな解説写真が載っている。 |
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■今回は自転車について取り上げてみたい。というのは、長年、本当に長い間、自転車に乗ってきたが、初めて知ったことがある。自転車があまりに身近にあるため、周りの人もかえって自転車の奥の深さを知らないのではないか。
■先日、新聞に目を通していたら、「
自転車、大切なのはサドルの高さ」という記事を読み、目から鱗が落ちる思いをした。というのは、今乗っているマウンテンバイクがこぎづらく常日頃乗りにくいと感じていたからだ。
■この自転車の前に乗っていたのは、ツーリング用スポルティーフ。だいぶさびが目についたので、4年前、買い換えた。近くの量販店では同じタイプが無く、マウンテンバイクを選んだ。それ以来乗りにくさを感じたまま今に至っている。原因がわからないまま、たぶんタイヤが27インチから26インチと小さくなったせいかなと思いこんでいた。懸命にこいでいるのに、軽々とロードレーサーに抜かれて悔しい思いをする。
■「真下の位置にしたペダルにかかとを乗せて、ひざが完全に伸びきるように」と記事で産業技術総合研究所研究員が言う。さらに彼は「サドルが低いと力が出にくく、疲れやすい」と指摘。まさに図星だった。クランクの角度がもっとも力の出る位置になっても、低すぎると回転力が下がる。無理に走ろうとすると、心拍数も高くなってしまうそうだ。
■さっそく自分の自転車を調べる。どこを調整するのかわからない。最初、サドル直下のボルトをゆるめて、調節しようとするが、あまり上がらない。(あとでネットで調べたら、そこは
菊座ナットと呼ばれ、高さではなく、角度と前後を調整するためのものだった。)フレームの近くに、今までさわったことのない部品が有る。試しに、ハンマーでたたいてゆるめてみると、サドルの高さが調整できた。(これは、
シートピンレバーと呼ばれることをあとで知った。)記事に従って、めいっぱい上げる。10センチ近く上げると、サドルに座ったままでは両足が地面につかない状態になった。
■効果は抜群だった。乗り心地が全く違う。よけいな力を入れる必要が無くなった。子供自転車に乗っているように膝を曲げている、と妻から一度言われたことがある。格別長身というわけではないが、筆者は身長170センチで股下70センチ位?はあるので、そう見えたらしい。とにかく、今までの不快が氷解し、あまりうれしいので記事にした次第。
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