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南湖の左富士というけれど

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■その日は、曇り空、視界不良。見えるはずの場所からも富士山がはっきりしない。
■場所は鳥井戸橋交差点*1。国道1号線を平塚方面に下ると、鳥井戸橋信号がある。近くに八幡宮入り口の鳥居が見える。
■ごらんの通り、今の国道1号線から、とても左富士などは確認できない。良く晴れた日には鳥井戸橋から西に富士山が確認できるようだ。
■記念碑を読む。左手に富士山が見えるのは、東海道長しといえど、静岡県吉原とここ鳥井戸橋と二カ所しかないという。今の国道と同じか定かでないが、確かに南に湾曲している。*2
■ふと「南湖の左富士」をウェブで観たくて調べ始めたら、疑念が生じた。どのサイトも広重53次「その中の一枚」で片づけているが、53次の中に南湖(南胡、南期)などという宿はない。藤沢の遊行寺が7番目、次は平塚に飛んで8番目。*3
■単に左富士といって有名なのは、むしろ吉原の方らしい。我が茅ヶ崎の方は、どうも分が悪い。実際、15番目が吉原の左り富士となっている。*4
■というわけで、謎は深まるばかり。東海道を歩けば、当然途中でこの地を通ったはず。だから絵を残して不思議はないのだが、53次シリーズ集に含まれているのかは、お預け。
■最後に、1号線とほぼ並行して走る134号線から見た、「鵠沼の左富士」と「浜須賀の右富士」の写真をつけて、ここはお茶を濁す。


*1 場所はここらへん
*2 「神奈川東海道ルネッサンス推進協議会」東海道については、このサイトがかなり詳しい。
*3 「HIROSHIGE - 安藤広重・東海道五十三次」53+2カ所の名称あり。
*4 「新橋町

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