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700年の眠りから覚めた橋-旧相模川橋脚

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■地震の後、見渡す限りの水田に突如として地面から7本の杭が飛び出したという。時は1923年(大正12年)。当時の人の驚きはいかばかりだったか。当時の貴重な写真がここにある。*1
■調査の結果、これは1198年(建久9年)に、源頼朝の家来の稲毛三郎重成が亡き妻の供養のために相模川に架けた橋の跡とされた。*3
■さらに記録には、建久9年12月27日に頼朝はこの橋の完成祝いの橋供養に出かけ、帰りに落馬したとあるそうだ。*5

■ここは国道一号を下町屋を下り、茅ヶ崎西インター信号の手前。うっかりすると気が付かずに通り過ぎてしまう。小出川の橋の手前左側。*2 周りは発見された当時の写真とは似ても似つかぬ風景に替わっている。
■大正15年国の史跡に指定された(*4)ものの、出現から80年経過した現在、橋脚はじょじょに朽ち始めている。ごらんの通り、今見える杭は、不細工にすべて水色のシートでかぶせてある。それに、写真では見えにくいが、杭に沿って水道管が立ち上がり、シートの上から水を垂らしている。最初、ここは何の工事現場かと思った。掲示板を読まないとこれが例の橋脚か認識できない。
■700年という歴史の重みとか亡き妻の供養に架けた橋ということから来るロマンを、前提知識無しに、現場から感じ取るのは難しい。



*1 「関東大震災の址と痕を訪ねてその2」このページの一番下を見よ。
*2 マピオン
*3 「歴史と人物で見る観光スポット
*4 「国指定史跡 旧相模川橋脚保存整備について
*5 「茅ヶ崎

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