砂に浮かぶ船 |
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■ここ茅ヶ崎に、漁業に従事する人は現在どのくらい居るのだろうか。茅ヶ崎漁港があるし、まだ海岸で地引き網が行われることがある。 ■東京の会社まで通うサラリーマンには、案外地元の産業には詳しくない。でも球団経営に水産業者が名乗り出ることはありそうにないことくらいはわかる。 ■漁船の所有状態で言うと、明治中期で茅ヶ崎で小舟7隻、柳島11隻、小和田で13隻とある。昭和25年の調査では、茅ヶ崎で300名となっていた。 *1 ■海岸のサイクリング道路を走ると、ところどころに小舟が置いてあることに気づく。ある船は、道路と砂浜の間に、別の船はサイクリング道路と国道134号線の間の小道に。海に近い砂浜だから、いつでも漁に出られる状態とは言える。どうもしかし、漁に出たあと次の漁に出るまでのほんの一時的と言うよりは、砂浜を長期駐車(小舟だから駐船か)場としているとしか見えないものもある。ひょっとしたら、事実上廃船扱いかもしれぬ。これを海に出すには強健な若者が何人も取りかかる必要があるだろう。しかるに漁業でそんな後継者を養える時代ではないのかもしれない。 *1 「茅ヶ崎むかし語り」茅ヶ崎市史編集会 編 |
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