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ナバホのおみやげ(砂絵)

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■小屋に入るとおばさんが一人で座っている。60くらいだろうか。「あんた、どこから来たの?」どこから見ても白人には見えない東洋のおじさんは、ぎこちなく型どおりの挨拶を交わす。
■壁にはフォーコーナーズ付近の地図が貼ってある。4州の境界が十字に交わるのはアメリカでもここ一カ所しかないらしい。これが欲しいな、でもこれは売り物ではないらしい。
■後から入ってきた妻が身振り手振りでおばさんと会話している。
■「これ、いいでしょ」後で妻が見せてくれたのが、この10センチ四方の板。ガイドで仕入れた妻の解説によると、これがナバホ族独特の工芸品だとか。サンドペインティング(砂絵)と称するようだ。
■フォーコーナーズを背景に何かが踊っている。裏になにやら文章が書いてある。「昔々蟻人間(Ant People)が居て、村から村へ歩いてはトウモロコシの栽培を教えていた。豊かさをもたらし、云々」
■ナバホの人々は何か悩み事があると、呪術師を呼ぶ。その時に砂絵が介在し、最終的に割ってしまうという。*1壊してしまうなんて、滅相もない。大事に持ち帰り、二人の大切な思い出にしよう。




*1 ダイヤモンド社「地球の歩き方 B13 アメリカの国立公園」149ページ

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