S病院に老父を見舞う |
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■自宅から2時間半、14時半にようやくS病院駐車場に到着。 ■南館の4階に上がる。入り口に「おむつ交換中」の札が出ており、廊下に入れないようになっている。妻はいすに座って待つ。 ■しばらく私は本館から外に出る。風が強く、木の葉やら紙片が舞う。 ■4階に戻ると、ドアが開いている。 ■面会者ノートに記入。患者ごとに整理されており、初めて記す。肉親で、面会に来たのは私たちだけ。封筒がはさんであり、中に入院診療計画書および同意書が入っている。この病院は丁寧だな、感心する。 ■病室に入る。おやおや、すっかり衰えた父を予想していたら、相変わらず大声で何かを要求する。両手をベッドの片側に固定されており、体右を下側にして横に寝るような姿勢。(後で看護婦さんに尋ねたら、入院前にできていた床ずれの傷を治すためだという。それで納得。)本人は、それがいやで、外せと言っているらしい。 ■持参した袋の中から妻がヨーグルトを出す。妻がスプーンで父の口に入れてあげる。おいしそうに食べる。そのうち自分で食べるという仕草。一人で平らげてしまう。もっと何か寄こせと言いたいらしい。あきれたね、こんなにまだ元気とは。
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