tetheringをめぐるごたごた

 日本ではtetheringは非常に好意的に受け入れられつつあるように見受けられる。誰もが欲しがる機能だもの。機種変更できる時期は二年先、館主など今から待ちきれない。
 ではスマホ先進国アメリカでは、もう当たり前に普及しているのかな。しかし、こんなニュースを目にすると、どうも事情はそれほどバラ色でも無さそう。
Free Press files tethering complaint against Verizon
 手短に言うと、有力キャリアであるVerizonは他社からのtetheringアプリを不当に妨げており、これはFCC違反だと、有る団体がVerizonを提訴したという記事。話はどろどろしており、VerizonはGoogleに圧力をかけて、Android Marketから他社アプリを閉め出したらしい。Googleの管理下にあり、関知せずとVerizonは公にはしらを切っている。一方のGoogleはノーコメントだとか。Googleがなぜ圧力に屈したように見えるのか、少なくともなぜ反論しないのかは疑問として残る。
 そこへもってきて、元々他社にもオープンであるべきだとFCCに要求したのが、他ならぬGoogleだというから、話をさらにややこしくしている。
 でもこの内幕はまるでミステリー小説を読んでいるようで、興味津々ではないか。

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