機能しない光スイッチの修復を試みるーその三

 「機能しない光スイッチの修復を試みるーその二」に続く。

 パナソニックのホームページでいろいろ調べてみた。EE4313は、すでに販売終了日:2018年04月01日を過ぎている。しかも「補修センサ部品:EE4911も含めて、生産を終了」とある。EE4313の直接の後継品はなく、EE44131K,次いでEE441319として現在に至るようだ。

 こうなったら、EE44131KないしEE441319を入手して、願わくばセンサ部品を外して、我が家のスイッチを交換すれば直るのではないか。

 善は急げ、さっそくアマゾンで注文して、取り寄せたのが、これ。

 ところがだ、この絵を見て、嫌な予感。蓋を開けて、欲しい部品と比べたのが、この写真。

 せっかく手に入れたスイッチだが、補修センサ部品との合体という従来の考えを捨て、メーカーはサイズの異なるセンサ一体型にデザインを変えてしまっている。まずい、完全に当てが外れてしまった。

機能しない光スイッチの修復を試みるーその二

 「機能しない光スイッチの修復を試みる」の続き。

 上下のネジを外すと、スイッチは外れそうなのだが、当然のことながら屋内からの交流100V電線と接続されており、無理に外すことはできない。例え同等スイッチを手に入れたとしても、既存電線を切断して、配線し直すのは、作業場所まで考慮すると、素人にはちょいとハードルが高い。困ったね。

 さらにスイッチをじっくりと観察すると、光を検知する受光部分がどうやら取り外し可能ではないか。エイッとばかり力を入れると、壊れることなく、外れた。以下がその部品だ。

 そうだったのか、このナショナル製住宅用EEスイッチセンサEE4911こそがやはり光を検知して、オンとオフとを制御する素子なのだ。これが単独の部品番号を割り振られていると言うことは、おそらくこれがスイッチを構成する重要部品で、交換可能部品またはreplaceable unitという奴だな。これが手に入れば、素人でもこのトラブルは簡単に修理できるではないか。ヨシヨシ。

機能しない光スイッチの修復を試みる

 数十年前我が家の新築時、ガレージ入り口のライトは、暗くなると自動的に明かりが付いていた。ところが、いつの頃からか、付かなくなっている。

 位置関係から判断して、おそらくこれが明かりを検知するスイッチではないか。ただスイッチ自体がどうなっているか、梯子をかけないと分からないので、放ってある。

 暇だけはある、様子を見てやろう。梯子をかけ、スイッチをスマホで撮したのが、これだ。

 そうか、ナショナル製の住宅用EEスイッチEE4313という部品を手に入れれば、館主でも修理できるのではないか。