AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-最後に返金を確認

9. 後日談

 そして月日が流れ、忘れかけた頃の某日。クレジットカードの利用明細に妙な行があることに気がついた。

 これが例の返金だったのか。たった千五百円!には違いないが、納得のいかないお金は返してもらった。
Appleのサポートはやるべき事はやってくれたんだ。トラブルの根本解決には至らなかったけれども。

イヤイヤ、本当にお疲れ様でした。

AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-再びAppサポートへ

9. 最後のあがき

 これで諦めるところだが、ここまでやって、撤退するのは、悔しい。我ながら呆れるが、これが最後の最後。Appleのサポートに再度問題提起。

 文章の終わりの方が変なのは、入力の最後で文字数の制限に引っかかったため。もちろん、以前の問題の問い合わせ番号を明示しておいた。
 前回とは別の担当者から、回答があった。前回もそうだが、Appleのサポートの応答時間はとても短く、これは素直に良いと認める。

 今回の回答内に、返金する旨がはっきりと書かれている。
 本当は、アプリ自体、なぜ課金する旨の断りを明示しないのか、どうしていきなり一年分を課金するのか、追求して欲しかったな。そこまで追い詰めることを、「調査」というのかと思っていた。
 うがった見方をすると、「返金」というのは、日本のサポート部門の苦情処理費用から、ひねり出すのかもしれない。うるさい客だな、これで黙らせろよ。
 マ、今回はこれで良しとするか。お疲れ様でした。

AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-アプリ開発へ苦情申立て

8. アプリ開発会社に苦情申し立て

 ここまで来たからには、行くとこまで行ってやろうじゃないか。まだ手つかずの所は、アプリ開発・提供会社、多分アメリカの会社かな、に苦情を英文で申し立てること。相手の土俵で、つまり外国語でけんかするのは、不利ではあるが、今回はそうも言っていられない。
アプリのこの画面に、サポートとある。

次ぎに、Contuct Usが有る。

13日経過後、つたない英文を作り、コンタクト先に送信。
すると、これが返ってきた。14日経過後。

もちろん、これは単なる自動返信で、実際に誰か見たかどうかは不明。でも少なくとも受信記録は残ったことだけは確か。

 その後、一週間、二週間、三週間。。。開発から何の応答も無い。顧客対応とは名ばかりで、いい加減な会社と思い知る。
 万策尽きた!

AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-サポートに苦情申立て

3. AppStoreからの応答

 窓口から返ったのは、このメール。内容はまともで、この担当者に任せよう、という気になるじゃないですか。一見したところはね。その日のうちに来るとは、さい先がよろしい。

 「iTunes Store 担当者がお客様のリクエストを確認し、72 時間以内に返信」とある。72時間の猶予というのも、この手のサポートでは、リーズナブルですよね。そうか、三日は待つことにしよう。良い知らせが届くことを祈ろう。

4. AppStoreからの回答

 翌日、届いたのがこれ。

 今から思うと、「私の方で調査をいたしました」とあり、この現在完了はおかしいけれど。でもこうまで言われたら、
「こちらのお問い合わせ内容は弊社でも現在調査を行なっております。調査結果が出次第、自動的に返金されますので、ご安心ください。」
 これにあえて疑問を差し挟むなんてできませんよね。とにかく、安心して結果を待ちましょう。

5. こちらから追加調査の結果を報告

 三日待てど、何ら知らせが来ない。ここら辺で、Appleのサポートに疑問がわき始めた。
 とはいえもう少しだ、天下のAppleだもん、きちんと対応してくれるに違いない。
 こちらでやれることは調べておこう。これがsubscriptionをキャンセル方法を記した画面。

 とにかくここのSubscriptionの箇所が問題。ちなみに400円の箇所をクリックすると、

 もう無条件に1年分はがっぽり取られており、その先しか管理しようとしていない。

 要は、subscriptionは月と年(12カ月)と二種類有ると言っておきながら、年でしか管理しないのだ。
 この事実をしたため、Appleに追加報告した。

6. Appleから気のない回答


 5日経過後、届いた回答。
丁寧ではあるが、気持ちのこもっていない返事だ。まるで終ったかのような言い方だな。
 「返信いただき、ご意見をいただき、ありがとうございます。

もしまた何かご質問等ございましたら、お気軽に弊社へご連絡ください。」
 まだ調査結果をもらっていないんだけれども。もう完了形ですか?

7. Appleから「終了後?」のアンケート用紙

 Appleから何ら具体的な対応の無いまま、2月に入り、届いたのがこのメール。

 「先日は iTunes Store メールサポートにお問い合わせいただきありがとうございました。」
 アレー、もう「先日は」という言い方になるのかな?どう考えても、これはAppleの本社まで解決済みという立場なのか?何も仕事をしていないのに、サポートの対応にご満足いただけましたか?とは、図々しいにも程がある。
 Appleのサポートってこんなレベルなんだ。

AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-突如の課金

 iPhoneに使うためあるアプリをダウンロードしたら不意の課金トラブルに遭遇。「解決」までどう対処したかその紆余曲折の顛末記。とはいえ、「解決」したのか確証が現時点では有りません。Appleサポートが一応確約してくれた返金が一二ヶ月先のようなので。ただいろいろ試行錯誤の途中で得たささやかな教訓もあろうかとその経過を備忘録として、残しておく。

1. そもそもの始まりは

 いきなりAppleから飛んできた1,500円の領収書「Your Subscription Confirmation」に驚いた。エッ何か、注文したっけ?1月某日の出来事。
最初に飛んできたのは、Your Subscription Confirmation

次ぎに届いたのは、Your receipt from Apple

 イヤその早いこと早いこと、こういう課金には遅れが無いものらしい。しっかりしているワイ。まだ使い始めてもいないのに、もう1,500円召し上げられてるよ。
 昔から館主は、道具とかツール類は大好き。あるブログでアドレスの重複を整理するツールなるものを知った。さっそくAppStoreからそのアプリ「Simpler Pro – Smart contacts manager」をダウンロード。

 もっとも、定年後社交性ゼロに近い館主には、せいぜいアドレスの登録数は20件弱。しかもその大半は、家族親戚と来るから、ツールはほとんど遊びの道具に過ぎぬ。
 やることは単純な作業のはずだから、設定もこれといって悩む箇所は無い。
 それにしても一体どこで請求されたのか?思い当たる箇所は。。。無い!これは有料だよとか、まして1,500円請求するよなんて通告は一切無かったから。アプリでこれほどのぼったくりは初体験。これはどうしたものかしら?
 ただ振り返って、有るとすれば、バックアップをどこに取るかという選択肢を提示され、私は迷わず、自分のDropboxを選んでおいた。そこら辺で、勝手に請求書をねつ造したに違いない。でもDropboxは別途の契約なので、選択自体で課金されるわけがない。
 さらにこの請求書を眺めると、どうやら、自動請求扱いされている。つまりこちらで止めない限りいつまでも請求される。ぼったくりにも程がある。
 iPhone内で、subscription管理の所を開いてみると、こうなっていた。

 マズイ、とにかくその日のうちに、AppStoreに問題報告をしてみた。思い付くまま、こんな文面にしたかな。練った文章とは言いがたいが、とにかくスピードを重視した。

 今日「Simpler Pro」というアプリをイン時、うっかりAutomatic BackupというSubscriptionをクリックしました。有料という認識が無かったので、いきなり1,500円の領収書に戸惑っております。少なくとも、自動更新を避けたいのですが、リンク先が不明です。

よし、これでOffice365Homeの自動更新は確実

 マイクロソフト社からメールがやって来た。無料期間のキャンペーンが終わり、そろそろ正式に取り立てが来る頃だ。おそらくそういった内容だとは思うが、なにぶんこちらは中国人になりすましているので、当然中国語での案内が届いた。
 クレジットカードの情報がおかしい、まさかライセンスを取り消すなどとは言ってないだろうな。それだけが気がかり。

 とにかくチンプンカンプンなので、グーグル先生に通訳を依頼する。

 これを読んで多いに安心した。更新手続きが完了したこと、今後499CNYで更新がされるよ、おおむねこんなことが記してある。
 ところでCNYは人民元で、今のレートで15.6円らしい、つまり7,800円くらいですかね。悪くないね、ついに永年会員に成れたのか。これで今後はどうやってライセンスを手に入れるか悩まずに済むのだ。

海外版Office365Homeライセンス自動更新にたどり着くまで

 中華版のOffice365のライセンスは中国に住む人が更新するのが原則ということ。Amazon日本での販売者(おそらく中国人)が、更新するサービスまで提供しても良いと思うが、なぜかそれが見つからない。Amazon日本も出品者もそんなビジネスチャンスを逃していますよ。遡れば、Microsoftが日本でそこを閉め出す戦略がおかしいのだが。
 文句を言っても始まらない。自助努力と言うことでひたすら日本でライセンスの更新できないものか挑戦の旅は続く。
 とりあえずVPNでIPアドレスを中国に擬制。以前、VPNを契約してあったが、中国向けではなかった。無料で簡単に使えるものとして、FlyVPN辺りでいいのかな。
 課金するためのクレジットカードは中国のアドレスを入れるところで、前回躓いた。今回は、無理矢理日本のアドレスを書き込んでみた。国は「中国」しか選べない、都道府県は適当に選ぶ(BJってどこ?どこでもいいや)。市町村も、郵便番号も、電話までもすべて日本のまま。サイトによっては弾かれるかもしれない。

 ダメ元でヤッタ作業の結果は如何に?固唾をのんで見守ると、何と通ってしまったみたい。
 これが感謝の挨拶みたい。

 中国語では分からない、英語に訳してもらうと、

 サブスクリプション画面で、確認すると、自動更新がオンとなっており

 支払オプション画面では、カード情報は、中華人民共和国の「神奈川県」のまま。

 さらに、例えばエクセルでアカウントを確認してみよう。

 サブスクリプションでは、

 最後の問題は、ハウマッチだね。だって投稿日現在、まだ一銭も請求されてないから。

Office365Homeライセンス更新、今年はあきらめるのか?

 去年、日本のアマゾン店でOffice365Homeの中華版を購入し、日本語で導入した話をした。今年も、同じやり方を踏襲すれば、うまくいくはずだった。しかし今年に限って、なぜかそうは問屋が卸さないのだ。

 ご覧のように、お手頃の値段の新規ライセンスが今年は見つからない!どれも10,000円以上の商品ばかり。どうしてだ?
 仕方ない、アメリカのAmazonで探してみると、

 余り事情は変わりませんな。ダウンロード版はどれも100ドル程度、つまり今の円安では12,000円くらいでしょうか。といってKey Cardを第三者経由で郵送するのはバカな話。
 ということは、現時点、お安くライセンスを手に入れるには、やはり原点に返り、今所有するライセンスを更新できないのかしっかり把握しておく必要がある。どこで失敗するのか、記録しておこう。
 まずマイクロソフト(中国?)から更新お勧めのお知らせが届いた。

 ワタシ中国語ワカリマセン。G先生に訳してもらうと、

 これまで更新を諦め、その度に毎年Amazon日本から新規ライセンスを購入してきた。もし日本に居ながらにして、更新の道が開ければ、これは非常に素晴らしいことだ。
 最初の更新URL(renew)をクリックすると、

「今すぐ更新」しましょうか。

「購入手続き」に進みましょうか。

 やっぱりそうか、よく知られているごとく、Microsoft日本はSoloしか売らないのね。それが一番のガンなんだけどね。館主は、そんな高くて機能の足りない製品など欲しくもない。
 それではもう一つのURLをクリックしてみようか、

 「自動更新」を有効にすれば、2ヶ月間も無料になるとは願ってもかなったり。Office 365 Homeが正式に販売されている国は羨ましい。「自動更新にサインアップ」してみます。

いいじゃないですか。支払情報を追加しますか。

 ウーン、やっぱりそこに来ますか、これは中華の話が前提ね。元々新規ライセンスの名義人が中国の方なので、しょうがない。中華のクレジットなど持っていないし、まして中国のアドレスを尋ねられてもチンプンカンプン。ここで行き止まりなんですね。
 結局の所、どうあがいても中国の方専用のサイトに行き着いてしまう。
 で、どうする?あきらめの悪い館主の旅はまだ続く。(次回、乞うご期待)

SIMロック解除の手続きをしようとしたら(後日談)

 最初の試みから二日経過後、手続きを再度挑戦。まったく同じやり方です。
ちなみにiPadにはソフトバンクのSIMを入れてあります。
 最初にアクティベーションの画面が出ました。ドコモSIMの設定がリセットされた模様。

 そこで自分のAppleIDを入れると、

 オー、見事に立ち上がり、SoftBankのSIMが認識されたではないですか。素晴らしい!
ちなみに設定>一般を見ると、

 やはり、当初のエラー画面は、誤った表示でした。

「Todoist」を試してみたが

 昔から時間(ToDo)管理に関心があった。スマホでアプリが使えるようになると、いろいろ試してきた。今はToodledoに落ち着いている。
 近頃Todoistなるツールがはやっているとか。さっそく導入してみた。
 サポートするプラットフォームの広さにまずは感心する。ウェブ、Android、iOS、ウィンドウズ等々。「10以上のプラットフォームからタスクを作成・管理できます」とあるのは、確かに売りなのだろう。

 Chromeの拡張機能も提供されている。これは良い、ブラウザを開いている間、簡単にタスク一覧を開けることができる。
 無料版で試し、気に入ったら、有料版も視野に入れよう。と思ったものの、出だしで躓いた。
 始めにProjectあり?タスクを追加するときに、Projectで大分類するようだ。ウーン、いきなりこれを選べと言われるのは困る。仕事でいくつかのProjectを掛け持ちしている、Project Leaderならともかく、普段の生活にProject管理はなじまない。

 後でタスク一覧を眺めたいときにも、Project毎に表示されるようだ。本格的にProject管理の必要があったら、むしろガントチャート辺りの方が、適しているような気がする。
 「ラーキンの法則」に従って、優先順位で分けて欲しいのだ。このアプリにも優先度という考えもあるようだが、Projectの壁が厚すぎる。
 それに利用料が年間3,500円というのは高すぎないか。Toodledoの方のSilver会員費用が$14.99だから、およそその倍。
 時間の指定が易しいとか、リマインダーを届けてくれるとか、他にも小さなメリットはあるものの、倍に見合った長所を見いだせず。契約に至る前に、試行は終了。