せっかくだから、最初くらい実物をじっくりと観察しておこう。
これまで使ってきたルータWBC V110Mを裏側から見たのが、次の写真。そうか、もう5年経過したのか。
これが新しいルータを正面から見た写真。
こちらはルータを裏側から見た写真。
LANポートが4個に増えたので、スイッチング・ユニットというかハブ代わりに使うこともできるかな。もっとも普通は4個という数は、1個よりマシといった程度か。
電話機のポートが2個に増えた。ADSL華やかな時代には電話機とFAX機とを分けたり、わざわざ電話切り替え器とか使ったもんだ。でもひかり電話の時代、しかも固定電話の人気が落ちてきた今、これも無いよりはマシかなといった程度。
WAN端子は当然1個。問題は、接地端子が無くなったこと、これはまずいよ。従来のルータで備わっていただけに、これは改悪。昔、落雷で一部機器が壊れた経験から、ここらの手抜きは困る。
最後の写真は、ルータの説明ラベル。
デフォルトで毎日定時にファームウェアを更新してくれる。といっても、毎日更新されるようなものではないのだが。もっともこれは、設定画面で、いかようにも変更できる。
ひかり電話ルータの交換、その4
ベルが鳴り、配達業者が来る。新ルータが届いた。
それまでやっていた作業を放り出し、さっそく従来のルータWBC V110Mを新機種RT-S300に交換する作業に取りかかる。届いたら、どういうステップで交換しようかとそれまで練りに練ったプランに従って、というのはウソで、いつものようにその場の思いつきで事を進める。
まずはネットワークの設定から。IPアドレスとDNSサーバー(ゲートウェイ)のアドレスを手動で設定。
次は、Web設定だ。プロバイダ情報(接続ユーザ名および接続パスワード)を入れないといけない。エーと、すっかり忘れているし、どこにしまったかもしばらく思い出せず。探している途中に、ADSL時代に使っていたプロバイダ情報など懐かしい古文書を発見して思い出に浸ったり。しばらく道草をした後、発見。
取扱説明書では事前作業はこれでもうおしまいのよう。でも何かまだしていない設定があったはず。
Web設定画面で詳細設定タブをクリック。確かLAN側DNSサーバアドレスが必要。プロバイダからもらった情報に基づき、プライマリおよびセカンダリDNSアドレスを設定。
ひかり電話ルータの交換、その3
そういえばKDDIから最大1ギガの「ひかりone」への切り替えを勧められ、小躍りしたのがちょうど1年前。イヤー、あの時は思わず舞い上がってしまった。
1ギガに上がり、しかも安くなるとは願ったりかなったり。プロバイダからも確認の電話を受け、すぐにでも切り替えられそう。
今思うとアレはとんだ食わせ物。いつまでも審査に時間がかかり、変だなと思った頃、突然のお詫び状。回線を通したい土地の地権者の許可が下りないからという理由。直線でだめなら、迂回すりゃ済む話じゃないのか?
あの会社は妙な会社。その後、たびたび我が家を人が訪れ、同じ「ひかりone」を勧める。そうか、最初に勧誘してきたのはなぜか福岡の部門、直接訪問するのは当然この地の部門だろう、横にはまったくつながりが無いのだな。たまたま私が居た休日にも来たので、いきさつを説明し、何も知らない勧誘のお嬢さんにお引き取り願った。
ひかり電話ルータの交換、その2
前日、いちおう念のため、旧ルータでパフォーマンスを測定しておく。少しは早くなるのかなと、勝手に期待しているから。これが測定値。
いいときは:
=== Radish Network Speed Testing Ver.3.2.2 – Test Report ===
使用回線:NTT東 Bフレッツ ハイパーファミリー
プロバイダ:ASAHIネット
測定地:神奈川県茅ヶ崎市
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測定条件
精度:低 データタイプ:標準
下り回線
速度:48.83Mbps (6.104MByte/sec) 測定品質:74.3
上り回線
速度:62.97Mbps (7.871MByte/sec) 測定品質:98.9
測定者ホスト:*******.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp
測定サーバー:東京-WebARENA
測定時刻:2010/11/19(Fri) 22:54
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測定サイト http://netspeed.studio-radish.com/
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悪いときは:
下り回線
速度:2.944Mbps (368.0kByte/sec) 測定品質:83.4
上り回線
速度:59.56Mbps (7.445MByte/sec) 測定品質:92.4
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このサイトを利用するのは数年ぶり。ひかりに変えた当時は盛んに利用して、曜日を変え、時刻を変え、その数値に一喜一憂したもんだ。でも100Mbpsはあくまで理論値に過ぎなかった。期待値とのギャップがありすぎたADSLよりはだいぶ良くなったので、それでヨシとしよう。自分にそう言い聞かせて早々あきらめていた。
ひかり電話ルータの交換、その1
NTT東日本から重要なお知らせなる封筒が届いたのが今月初めかな。「ひかり電話ルータのお取り替えのお願い」とある。より安定して便利に「ひかり電話」をご利用いただけるよう、最新機種へのお取り替えを順次実施させていただいていると記してある。こういうお知らせには過敏に反応するのが館主。お問い合わせセンタは土曜日でも開いているとあり、気がついたら電話機を握っていた。
来週の土曜日以降ならいつでも、と言うので、「土曜日!」。午前と午後と指定できますが、と言うので、「午前中!」。
最新の無線マウスの調子が悪く、困ったの巻
先日、館主の持つパソコンのうち一台で、Buffalo製の無線レーザーマウス(BSMLW08BL)を使い始めた。
従来、三台のパソコンを切り替え器を経由して一台の有線式マウスで使ってきた。ところが、最近自作したこのパソコンだけがスマートに制御できない。というのは最新のマザーボードから、マウス専用ポートが無くなったことをあとで気づいた。キーボード専用ポートだけがまだ残っていた。
マウスなどいくらでも手元にある。昔の有線のメカニカル・ボール式から、最近の無線レーザー方式マウスまで。代わり映えのしないデバイスを今更あまり買う気はしなかったが、しょうがない。
某日、たまたま寄ったXXデポでちょうど目玉商品、仕様を読んでもなかなか良さそう、その場で購入。今年発売のまだホカホカの新製品、いい買い物をした(とその時は思った)。
ところがこれ、使ってみると、動きがすこぶる悪い。まったくなめらかさが無く、カックンカックンといった調子でポインターが動く。
メーカーのホームページによると、最大10メーターの範囲で使えるとある。こちらの環境は、直線距離で2メーター程度。ただし厚い木製の板が間にある。
製品仕様を調べると、電波到達距離は非磁性体(木の机など)で約10m、磁性体(鉄鋼の机など)で約3m とあり、問題無いはず。
ドライバーが必要なのか?そこでホームページにアクセスして、マニュアルでドライバーをダウンロードして、導入。ところがそれでも、動きの不自然さは変わらない。デュアル・ブートのどちらの環境、XPでもセブンでも、不具合は変わらず。
ついにこの製品は使い物にならぬと判断。ドライバーは特殊用途「横スクロール機能」専用とわかり、どうあれ削除、マイクロレシーバーも外して、使わないことにした。
困ったな。他の環境で、目下だましだまし使っている。
このメーカーの周辺機器は結構手元にあり、これまで問題は無かった。それだけに今回の件は残念。
Evernoteにも加入を決める
このツールも評判がよい。これはいわゆるオンラインストレージとは一線を画し、パソコンを操作しているうちに、ちょっと思いついたことを下書きに殴り書きするといったイメージ。これまで館主は、思いついたことは、エディター(秀丸)を起動して、書き込んでテキストでセーブするようにしてきた。小さなテキストファイルがばらばらとあちこちのフォルダに散在することになる。
このツールは、起動して新規ノート・アイコンを押す度にいくらでも、思いつきを蓄えられる。それだけではたいしたことはない。おもしろいのは、題名やら作成日でソートができ、タグを付けられるので、思いつき集をあとからうまく検索できる仕組みを備えること。
あるExeファイルを急いで、有るパソコンから別のパソコンに移す必要が生じた。DropboxとかSugarSyncだと、強制的に同期を取る仕組みが無い。「強制的に同期する仕組みが欲しいな、オンラインストレージ」に記したとおり。そこでこのツールを使ってみることにした。ところが、貼り付けようとしたら、このエラーが出た。
そうか、正式会員にならないと、使えないのか。今後長くおつきあいしそうなので、会費を払うことにした。一月5ドルだが、一年分契約すれば9カ月分、45ドルで済む。
クレジットカードの情報を記入すると、プレミアム会員登録完了。
これでめでたく、Exeファイルをサーバー側に、貼り付け、同期ボタンを押すと、同期完了。
強制的に同期する仕組みが欲しいな、オンラインストレージ
Xmarksを使ってみて、気づいたのは、Dropboxにせよ、SugarSyncにせよ、クライアントから強制的にサーバー側にアップロードして、同期させる仕組みが無いこと。もし時間がたっぷりあれば、バックグラウンドで気づかないうちに、まったりと自動的にアップしてくれるのはいい。しかし場合によっては、トップ・プライオリティでいいからアップして欲しいことだって有る。
こういうケースだ。出勤前に、ある一群のファイルを作って共有フォルダに入れる。作業の続きを会社で行いたいことだって有るだろう。その場合、時間がない、ゆったりと同期を待っていたら遅刻してしまう。
イメージとしては、Evernoteの同期アイコン。Evernoteを開いて、いくつかノートを作成、左端の同期アイコンをクリックすると、
同期が直ちに始まり、終ると、同期完了と知らせてくれる。
本当に同期が取れているのか、オンラインストレージ
オンラインストレージの最大のポイントは、館主の場合、共用と同期にある。自宅、職場、外出先と問わず、どこからでも自分のデータにアクセスできる機能(共用)とそれを裏で支える自動同期機能だ。その魅力にとりつかれて以来、どんどん利用範囲を広げてきた。
ところが、Xmarkなるソフトを新たに導入して以来、同期の仕組みに疑問を持ち始めたという記事を「オンラインストレージの同期の仕組みが分からなくなった」に書いた。
ほぼ同じ時期に、同期の崩れている実例を目のあたりにして、疑問は不安に変わりつつある。
Dropboxの例を挙げよう。すべて最新の状態に同期されているとの表示”All files up to date”を見れば、誰もが安心する。
ところが、ファイル・リストを見ると、明らかに同期されていないファイルが存在する。整合性がとれていると、すくなくともこちらは考えていない。同期済み”All files up to date”なんて、勝手に判断しないでくれよ。
そこで、Launch Dropbox Websiteという操作を起動し、Dropboxのサーバーをのぞいてみた。そうすると、サーバー内でも同じく空のファイル。同期済みと見なしたのも一理あると言うことか。
なぜこういう状態になったのか?それを調べるため、ファイルを右クリックして、Previous versionsを選んでみた。
Dropboxの優れた点は、ファイルの履歴を残していること。最初アップロードされた以降、何らかのタイミングで、データが消されたらしい。もし人為的な削除(Delete)ならファイル名ごと消えるので、ゼロバイトにする操作とはどういうものか、ちょっと館主には思いつかない。
いくら考えても、原因不明。とにかく、復旧作業に取りかかろう。Restoreの結果元のファイルに戻った。
館主の場合、自分でアップロードしたことを覚えていること、また画像だから正しく復旧されたことを一目で確認可能。
しかしこれがシリアル番号を振っていないようなファイル名ではどうか?同期が破綻しているかどうか確認するのは容易ではない。また、文章ファイルとか、さらにはバイナリ・ファイルだったらどうか?自分の意図したとおり確実に同期が確保されているか、どこまで信頼できるのかなー?
というわけで、オンラインストレージとうまくつきあうにもコツがいる。ここぞというタイミングで同期していないことが判明しては困ってしまう。やはり頼りきりにせず、適時自分でバックアップを取っておくことも必要かな。