手元にiPhone6s 64GB ローズゴールドが有る。2015年9月にアップル社から購入した、今で言うSIMフリーのモデルだ。長らく愛用していたのだが、去年の初め頃からバッテリーの持ちがひどく短くなってきた。長らくこの問題が気になっていた。
一方、iPhoneの性能に関するバッテリー問題が浮上して数ヶ月になる。一部の愛好家からの指摘から、アップル社がバッテリー交換プログラムを発表。
このバッテリー交換についての記事にずっと目を通してきた。2018年ほぼプログラムは続くようだが、2月初め思い切って交換を依頼してみた。この記事は、その備忘録。結論から先に言うと、アップルの対応は予想外に早く、満足。
まずは修理のページから出発。ところでバッテリーの交換は、「修理」ということ。
進めていくと、料金の支払い方を決める必要がある。保証対象外と言うことで、税抜き3,200円(税込3,456円)請求されることを覚悟。
修理オプションは二つ、配送修理か持ち込み修理。後者の持ち込みならその場で取り替えてくれるのか?ひょっとしたら、最も早いかな。でもリペアセンター送りになり長く待たされる可能性もあるらしい。結局、オススメの前者の配送修理を選ぼう。
2月3日(土)にネットで依頼。
アップル社からは、「修理サービスのご依頼についての確認」メールが届く。
修理に出す前にバックアップは当然やっておくべき事だ。SIMカード、ケースをデバイスから取り外すのも必要。何故か画面保護フィルムも外せとあるが、これは無理だ。
2月4日(日)午前中に、クロネコのオジサンが集荷にやって来た。早いな。
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2月6日(火)、アップル社から「お客様の製品を受領いたしました」メールが届く。受け付けに届くまで、二日間か、こんなものなのかな。
2月7日(水)、次ぎに「修理完了のお知らせ」メールが届いた。これは早い。
2月8日(木)、クロネコのお姉さんから、修理済みのiPhoneを受け取った。修理に出して四日後とは早いほうでしょう。
箱を開けると、AppleCareサービスからのお手紙が入っている。
アップル社から購入直後に貼っておいた、画面保護フィルムは剥がされている。どうやらバッテリーの交換にはどうしても画面を破壊的に取り外す必要があるらしい。修理済みのiPhoneには購入直後のように、一時的なフィルムが貼ってある。
と言うわけで、無事電源も立ち上がり、めでたしめでたし。
バッテリーの性能を測る数値で示せないのは、残念だが、交換済みによりこれで問題は落着としましょう。
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AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-最後に返金を確認
9. 後日談
そして月日が流れ、忘れかけた頃の某日。クレジットカードの利用明細に妙な行があることに気がついた。
これが例の返金だったのか。たった千五百円!には違いないが、納得のいかないお金は返してもらった。
Appleのサポートはやるべき事はやってくれたんだ。トラブルの根本解決には至らなかったけれども。
イヤイヤ、本当にお疲れ様でした。
AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-再びAppサポートへ
9. 最後のあがき
これで諦めるところだが、ここまでやって、撤退するのは、悔しい。我ながら呆れるが、これが最後の最後。Appleのサポートに再度問題提起。
文章の終わりの方が変なのは、入力の最後で文字数の制限に引っかかったため。もちろん、以前の問題の問い合わせ番号を明示しておいた。
前回とは別の担当者から、回答があった。前回もそうだが、Appleのサポートの応答時間はとても短く、これは素直に良いと認める。
今回の回答内に、返金する旨がはっきりと書かれている。
本当は、アプリ自体、なぜ課金する旨の断りを明示しないのか、どうしていきなり一年分を課金するのか、追求して欲しかったな。そこまで追い詰めることを、「調査」というのかと思っていた。
うがった見方をすると、「返金」というのは、日本のサポート部門の苦情処理費用から、ひねり出すのかもしれない。うるさい客だな、これで黙らせろよ。
マ、今回はこれで良しとするか。お疲れ様でした。
AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-アプリ開発へ苦情申立て
8. アプリ開発会社に苦情申し立て
ここまで来たからには、行くとこまで行ってやろうじゃないか。まだ手つかずの所は、アプリ開発・提供会社、多分アメリカの会社かな、に苦情を英文で申し立てること。相手の土俵で、つまり外国語でけんかするのは、不利ではあるが、今回はそうも言っていられない。
アプリのこの画面に、サポートとある。
次ぎに、Contuct Usが有る。
13日経過後、つたない英文を作り、コンタクト先に送信。
すると、これが返ってきた。14日経過後。
もちろん、これは単なる自動返信で、実際に誰か見たかどうかは不明。でも少なくとも受信記録は残ったことだけは確か。
その後、一週間、二週間、三週間。。。開発から何の応答も無い。顧客対応とは名ばかりで、いい加減な会社と思い知る。
万策尽きた!
AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-サポートに苦情申立て
3. AppStoreからの応答
窓口から返ったのは、このメール。内容はまともで、この担当者に任せよう、という気になるじゃないですか。一見したところはね。その日のうちに来るとは、さい先がよろしい。
「iTunes Store 担当者がお客様のリクエストを確認し、72 時間以内に返信」とある。72時間の猶予というのも、この手のサポートでは、リーズナブルですよね。そうか、三日は待つことにしよう。良い知らせが届くことを祈ろう。
4. AppStoreからの回答
翌日、届いたのがこれ。
今から思うと、「私の方で調査をいたしました」とあり、この現在完了はおかしいけれど。でもこうまで言われたら、
「こちらのお問い合わせ内容は弊社でも現在調査を行なっております。調査結果が出次第、自動的に返金されますので、ご安心ください。」
これにあえて疑問を差し挟むなんてできませんよね。とにかく、安心して結果を待ちましょう。
5. こちらから追加調査の結果を報告
三日待てど、何ら知らせが来ない。ここら辺で、Appleのサポートに疑問がわき始めた。
とはいえもう少しだ、天下のAppleだもん、きちんと対応してくれるに違いない。
こちらでやれることは調べておこう。これがsubscriptionをキャンセル方法を記した画面。
とにかくここのSubscriptionの箇所が問題。ちなみに400円の箇所をクリックすると、
もう無条件に1年分はがっぽり取られており、その先しか管理しようとしていない。
要は、subscriptionは月と年(12カ月)と二種類有ると言っておきながら、年でしか管理しないのだ。
この事実をしたため、Appleに追加報告した。
6. Appleから気のない回答
5日経過後、届いた回答。
丁寧ではあるが、気持ちのこもっていない返事だ。まるで終ったかのような言い方だな。
「返信いただき、ご意見をいただき、ありがとうございます。
もしまた何かご質問等ございましたら、お気軽に弊社へご連絡ください。」
まだ調査結果をもらっていないんだけれども。もう完了形ですか?
7. Appleから「終了後?」のアンケート用紙
Appleから何ら具体的な対応の無いまま、2月に入り、届いたのがこのメール。
「先日は iTunes Store メールサポートにお問い合わせいただきありがとうございました。」
アレー、もう「先日は」という言い方になるのかな?どう考えても、これはAppleの本社まで解決済みという立場なのか?何も仕事をしていないのに、サポートの対応にご満足いただけましたか?とは、図々しいにも程がある。
Appleのサポートってこんなレベルなんだ。
AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-突如の課金
iPhoneに使うためあるアプリをダウンロードしたら不意の課金トラブルに遭遇。「解決」までどう対処したかその紆余曲折の顛末記。とはいえ、「解決」したのか確証が現時点では有りません。Appleサポートが一応確約してくれた返金が一二ヶ月先のようなので。ただいろいろ試行錯誤の途中で得たささやかな教訓もあろうかとその経過を備忘録として、残しておく。
1. そもそもの始まりは
いきなりAppleから飛んできた1,500円の領収書「Your Subscription Confirmation」に驚いた。エッ何か、注文したっけ?1月某日の出来事。
最初に飛んできたのは、Your Subscription Confirmation
次ぎに届いたのは、Your receipt from Apple
イヤその早いこと早いこと、こういう課金には遅れが無いものらしい。しっかりしているワイ。まだ使い始めてもいないのに、もう1,500円召し上げられてるよ。
昔から館主は、道具とかツール類は大好き。あるブログでアドレスの重複を整理するツールなるものを知った。さっそくAppStoreからそのアプリ「Simpler Pro – Smart contacts manager」をダウンロード。
もっとも、定年後社交性ゼロに近い館主には、せいぜいアドレスの登録数は20件弱。しかもその大半は、家族親戚と来るから、ツールはほとんど遊びの道具に過ぎぬ。
やることは単純な作業のはずだから、設定もこれといって悩む箇所は無い。
それにしても一体どこで請求されたのか?思い当たる箇所は。。。無い!これは有料だよとか、まして1,500円請求するよなんて通告は一切無かったから。アプリでこれほどのぼったくりは初体験。これはどうしたものかしら?
ただ振り返って、有るとすれば、バックアップをどこに取るかという選択肢を提示され、私は迷わず、自分のDropboxを選んでおいた。そこら辺で、勝手に請求書をねつ造したに違いない。でもDropboxは別途の契約なので、選択自体で課金されるわけがない。
さらにこの請求書を眺めると、どうやら、自動請求扱いされている。つまりこちらで止めない限りいつまでも請求される。ぼったくりにも程がある。
iPhone内で、subscription管理の所を開いてみると、こうなっていた。
マズイ、とにかくその日のうちに、AppStoreに問題報告をしてみた。思い付くまま、こんな文面にしたかな。練った文章とは言いがたいが、とにかくスピードを重視した。
今日「Simpler Pro」というアプリをイン時、うっかりAutomatic BackupというSubscriptionをクリックしました。有料という認識が無かったので、いきなり1,500円の領収書に戸惑っております。少なくとも、自動更新を避けたいのですが、リンク先が不明です。
腐っても鯛、SIMフリーのiPhone5でau SIMが
ドコモからiPhoneが出ることは望み薄になった今、卒業先はどこになるのかな?悩んだ末、auを選んだ。最近、何かとトラブルの多いキャリアではあるが。SBよりはマシか?
かくして、auのiPhoneを手に入れた。
さっそくこてこての「auロック」iPhone5の設定作業に入ったか?
まず、しげしげと中のSIMトレイを眺めているうちに思った、auは通信方式が全く異なるはずなのに、SIMはドコモ系と全く同じ形状。
これがSIMフリーに入っていたSIM。
こちらがau専用のSIM。
SIMフリーに残った、無効のSIMをこのau向けSIMに取り換えてみたら?
動くわけがないヨ、いや動くという人柱報告をいつか読んだ覚えもあるゾ。
我が慣れ親しんだSIMフリーに新たなau SIMが何の抵抗もなくスムーズに収まる。電源を入れて、固唾を飲む。あっという間にKDDIの表示が現れた。
今や、設定>一般>情報の画面はこうなった。
しかもドコモではなかなかつかめなかったLTEが、いたるところで受信できる。イヤー、素晴らしい。
ちなみに、やったことと言えばSIMを単純に入れ替えただけ。docomo系SIMを去るに当たって事後の初期化も、auに移るための事前の設定も、ずぼらな館主は何ひとつしていない。
SIMフリーiPhone好きはドコモから離れてどこへ行く?
SIMフリーiPhoneからそろそろ足を洗う頃かな、そう思い始めたのはここ数ヶ月。4S時代は輝いていたiPhone。5になって一時はLTEで話題を呼んだのもつかの間。その後のバージョンアップでサポートしないことが確定し、かつての熱が冷めた。大枚はたいて米国から個人輸入したこのVerizonモデルも近頃もてあまし気味。
ずいぶんと高速を誇るSIMの種類は次々と増えたものの、どれもこれもdocomo系。LTEが使えないiPhoneとは相性が悪く、宝の持ち腐れ。かといって日本通信からの呼びかけにもかかわらず、auからもSBからもSIM単独で提供しない現時点、お先真っ暗。
せっかくなので、ドコモのルーターにIIJの「高速」SIMを入れてWi-Fiとして使ってみた。しかし正直WiMAX系のルーターには勝てないのだ。ドコモのLTEはエリアは広いかもしれないが、遅いのだ。あれが最後のあがきだったかな。
これで最後の最後と試したSIMは、日本通信のスマホ電話SIM LTE。電話としては満足。しかしデータ通信としては、遅くてメール以外使う気になれず。「「b-mobile4G スマホ電話SIM for LTE」を試してみたけれど」特にLTEを止めて150kbpsに落としたら、案の定昔試したイオンSIMの二の舞。
これが切り替える前日、設定>一般>情報の画面。ネットワークはもちろん、NTT DOCOMO
MNPの手続きをしに出かける日、いつの間にかこういう画面に変わった。ネットワークが「使用できません」だという。どうやら店でMNP移行手続きに入り、このSIMが無効になったようだ。
SIMフリーiPhone5でのLTE体験よさようなら
ふと気がついた、いつも確実にLTEをつかめる場所で、つかめなくなったことを。
6.0.1以降のアップデートはdocomo LTEとは無縁でしかもSIMフリーのユーザーにはさほど有り難みのない更新。だから正式にdocomo LTEをサポートするまで、塩漬けと決めていた。恐くて、6.0.2にすら上げずにいた。iTunesでバックアップを取る度に、更新のポップアップを取り消すのが習慣だった。
ところがだ、今確認すると、6.0.2になっているではないか。ウーン、寝ぼけてクリックし損なったか。
さっそく例の方法、ipswファイルを指定して更新を試みる。しかし何度やっても、以下の警告が出て、アップデート、といってもこの場合同じレベルに、ができないのだ。事前にダウンロードしておいたipswファイルが壊れているのかと疑い、ダウンロードし直し、更新を試すが、必ず失敗に終わる。
しょうがない、グーグル先生に尋ねる。こんな記事を読んだら、このエラーはまさにそこに描かれている症状。遅ればせながら、SHSHなる仕組みを初めて知った。
「iOS 6.0.1 & 6.0.2 SHSH の発行が終了。iOS 6.1 リリースとほぼ同時のことであった」
6.0.Xにはアップデート(ないしダウングレード)するすべを失ったと言うことは、6.1に上げるしか残された道はない。となると、docomoでLTEを使う余地を失ったと言うことか。
というのは、IIJ堂前氏のブログ、「【速報】iOS 6.1 IIJmio高速モバイル/D対応状況・全機種実験」によると、「iPhone5でLTE利用できず」とある。
脱獄すればできるようだが、わざわざSIMフリーを手に入れてそこまでやるか?
LTE体験、かくも短き過ぎ去りし夢。
AuctionにみるSIMフリー版iPhone、アメリカでもなぜこんなに高い?
iPhone5に限って言うと、64GBモデルで93,000円というのが相場のよう。ヤフオクで調べたのが、これ。
日本人SIMフリー愛好者を狙って、国内外から転売者続出といった状況。
一方、アメリカ本国では定価でいうと849ドルだという。いまはちょいと円高なので、70,000円というところかな。Apple本社から輸入できないとなると、この値段は日本人にとって、絵に描いた餅。
それだ、アメリカのオークションeBayという手はどうか?
それで調べたのがこれだ。
新品だと1,000ドル近辺が相場のよう。アメリカ人同士に売る事はあり得ないので、これはおそらく外国人目当てにつり上げているのだろう。150ドルもプレミアムを付けるなんて、いい商売だな。あちらでも転売者がワンサとはびこる状況は同じだね。
それでも欲しいとしたらどうなるか。ミニマムの運送費として50ドルを加え、さらに関税が有るので、最低でも85,000円程度ではないかな。ウーン。