Office 2010 試用版を期限延長して600%使い切る

 ネットの世界を探すといろいろなツールを作る人が居て、感心する。
 派遣先の会社で支給されたノートパソコン。OSはもうじき廃れるXP、某メールソフト以外ろくなアプリケーションが入っていないという代物。Microsoftを目の敵にして、Office製品を支給しないくせに、社内で使う説明資料はすべてWordかPowerPointだし、数字はExcelシート。
 以前は自前で自分のソフトをいろいろ導入していた。あるとき、何かのきっかけに、会社支給のソフト以外は、導入を禁ずるというお達し。こちらは自費で買ったライセンスを会社に貸してあげていたのに、恩を仇で返されたな。
 それにしても一斉削除以降、環境が劣悪すぎてパソコンが使いにくくてしょうが無い。辞めるまでこのパソコン環境で我慢せいと言うことか。道具にこだわる館主としては、これじゃ仕事にならん。
 そこで館主は考えた。
1.Office製品の試用版を導入すること。これまで一ヶ月近く使った限り、特に制限が無く正規版と遜色は全くない。ただ、早く正規版にアップグレードするか、削除せよとポップアップが出て、この頃うるさい。そこで今回、グーグル教授に相談して、
2.期間を延長するツールを活用。
 以降は、期限をリセットして、30日追加できるまでの手順を、自分の備忘録として記す。
なお無限に繰り返せるわけではなく、5回まで、つまり最長5×30=150日。元々の期間30日と合わせて、180日も使える計算。6カ月も使えるなんて、有り難し。年内派遣期間が終了するまで、これで乗り切ろう。


G教授によると、こんなツールが公開されているので、入手した。
Office-Trial-Extender
下記警告が出ます、あくまで自己責任と言うことで。

実行を押すと、

Nextで答えましょ。

一通り目を通したら、Accept

説明をよく読んだら、Next

これはNextしかないでしょ。

これもNextですね。

特に必要も無いので、チェックせずに、Nextを押しましょ。

Delta Toolbarとは何ですかね。これにチェックが付いているので、お勧めのようですが、私は遠慮しておきます。

カスタム側を選び、しかもDeltaはすべて外す。ご免なさいね。

これでInstall。

導入が終ったので、Finishですね。

説明を読んだら、Rearmボタンを押します。Rearm(再軍備)とは大げさな。

同時に動かしていないので、ここはOK

これが出たら、めでたし

これで試みは成功したことが確認できる。良かった良かった。

SIMフリーiPhone5にau SIMを押し込み、LTEが本当に動くか?

 特にLTEは、よくキャリアの出す地図表示の一般的なサポートエリアなど何の意味も無い。その意味で、docomo系SIMで、LTEがiPhone5で機能した当時、動いて欲しい場所(特にオフィス)で動かなかったのが残念。
 au SIMはどうなんだ?結論から言うと、受信して欲しい場所でしっかりと受信できたので、合格!
 これが我が家の書斎で計った結果。

 これは、職場での測定。余り速くはないが、ドコモSIMではLTE自体受信できず門前払い状態だったことを考えれば、我慢できまっせ。

腐っても鯛、SIMフリーのiPhone5でau SIMが

 ドコモからiPhoneが出ることは望み薄になった今、卒業先はどこになるのかな?悩んだ末、auを選んだ。最近、何かとトラブルの多いキャリアではあるが。SBよりはマシか?
 かくして、auのiPhoneを手に入れた。
 さっそくこてこての「auロック」iPhone5の設定作業に入ったか?
 まず、しげしげと中のSIMトレイを眺めているうちに思った、auは通信方式が全く異なるはずなのに、SIMはドコモ系と全く同じ形状。
これがSIMフリーに入っていたSIM。

こちらがau専用のSIM。

 SIMフリーに残った、無効のSIMをこのau向けSIMに取り換えてみたら?
 動くわけがないヨ、いや動くという人柱報告をいつか読んだ覚えもあるゾ。
 我が慣れ親しんだSIMフリーに新たなau SIMが何の抵抗もなくスムーズに収まる。電源を入れて、固唾を飲む。あっという間にKDDIの表示が現れた。
 今や、設定>一般>情報の画面はこうなった。

 しかもドコモではなかなかつかめなかったLTEが、いたるところで受信できる。イヤー、素晴らしい。

 ちなみに、やったことと言えばSIMを単純に入れ替えただけ。docomo系SIMを去るに当たって事後の初期化も、auに移るための事前の設定も、ずぼらな館主は何ひとつしていない。

SIMフリーiPhone好きはドコモから離れてどこへ行く?

 SIMフリーiPhoneからそろそろ足を洗う頃かな、そう思い始めたのはここ数ヶ月。4S時代は輝いていたiPhone。5になって一時はLTEで話題を呼んだのもつかの間。その後のバージョンアップでサポートしないことが確定し、かつての熱が冷めた。大枚はたいて米国から個人輸入したこのVerizonモデルも近頃もてあまし気味。
 ずいぶんと高速を誇るSIMの種類は次々と増えたものの、どれもこれもdocomo系。LTEが使えないiPhoneとは相性が悪く、宝の持ち腐れ。かといって日本通信からの呼びかけにもかかわらず、auからもSBからもSIM単独で提供しない現時点、お先真っ暗。
 せっかくなので、ドコモのルーターにIIJの「高速」SIMを入れてWi-Fiとして使ってみた。しかし正直WiMAX系のルーターには勝てないのだ。ドコモのLTEはエリアは広いかもしれないが、遅いのだ。あれが最後のあがきだったかな。
 これで最後の最後と試したSIMは、日本通信のスマホ電話SIM LTE。電話としては満足。しかしデータ通信としては、遅くてメール以外使う気になれず。「「b-mobile4G スマホ電話SIM for LTE」を試してみたけれど」特にLTEを止めて150kbpsに落としたら、案の定昔試したイオンSIMの二の舞。
 これが切り替える前日、設定>一般>情報の画面。ネットワークはもちろん、NTT DOCOMO

 MNPの手続きをしに出かける日、いつの間にかこういう画面に変わった。ネットワークが「使用できません」だという。どうやら店でMNP移行手続きに入り、このSIMが無効になったようだ。

「b-mobile4G スマホ電話SIM for LTE」を試してみたけれど

 日本通信は3月21日、LTE対応データ通信と音声通話対応の上記SIMカードサービスを発表した。さっそくSIMフリーiPhone5で試してみた結果報告。
 メリット:さすがに電話機能は素晴らしい。SIMフリーのスマホで、音声通話機能を使うのは、今回初めて。ガラケーでおなじみの、受信強度の棒線がスマホ画面に立ち、妙に感動。
 先日のブログ「050Plus解約を決断」の通り、あの「050」Plusですらその音声品質で家人から不評を買っていた。新しいSIMと取替え、さっそく電話。「普通の電話」と同じとのお褒めにあずかり、合格。当たり前と言っちゃ当たり前だが。
 メリットはそこまで。初日からどうにも我慢がならないのは、LTE対応データ通信の部分。昼休み、とりあえず計った結果。

 余りにひどい遅さに、ひょっとして最低速度(月額定額980円、150kbps)と間違えられたのかと思った。契約書類を見直して、「速度制限なし」を何度も確認した。
 docomoLTEそのものはSIMフリーiPhone5で対応しなくなったので、数十Mbpsなんて言わないよ。最近のブログ「SIMフリーiPhone5でのLTE体験よさようなら」で記したとおり。でもこの遅さは無いんじゃないの?一桁どころか、二桁以上のろいスピードじゃないか。
 うちに帰って、じっくりと測定。もちろん場所により、結果にばらつきはあるものの、こののろさに我慢できず。



 ちなみに、SIMを取り替える前、元のIIJ提供のSIMで同じ場所で測定しておいたのが、この結果。



 同じdocomo回線を使うMVNOだというのに、他事業者(IIJ)とこれほど見劣りするとは、情けない。
 最低速度の契約に落とすか、最低拘束期間3カ月我慢して日本通信とお別れか、初日からがっかりだ。

SIMフリーiPhone5でのLTE体験よさようなら

 ふと気がついた、いつも確実にLTEをつかめる場所で、つかめなくなったことを。
 6.0.1以降のアップデートはdocomo LTEとは無縁でしかもSIMフリーのユーザーにはさほど有り難みのない更新。だから正式にdocomo LTEをサポートするまで、塩漬けと決めていた。恐くて、6.0.2にすら上げずにいた。iTunesでバックアップを取る度に、更新のポップアップを取り消すのが習慣だった。
 ところがだ、今確認すると、6.0.2になっているではないか。ウーン、寝ぼけてクリックし損なったか。

 さっそく例の方法、ipswファイルを指定して更新を試みる。しかし何度やっても、以下の警告が出て、アップデート、といってもこの場合同じレベルに、ができないのだ。事前にダウンロードしておいたipswファイルが壊れているのかと疑い、ダウンロードし直し、更新を試すが、必ず失敗に終わる。
 しょうがない、グーグル先生に尋ねる。こんな記事を読んだら、このエラーはまさにそこに描かれている症状。遅ればせながら、SHSHなる仕組みを初めて知った。
iOS 6.0.1 & 6.0.2 SHSH の発行が終了。iOS 6.1 リリースとほぼ同時のことであった
 6.0.Xにはアップデート(ないしダウングレード)するすべを失ったと言うことは、6.1に上げるしか残された道はない。となると、docomoでLTEを使う余地を失ったと言うことか。
 というのは、IIJ堂前氏のブログ、「【速報】iOS 6.1 IIJmio高速モバイル/D対応状況・全機種実験」によると、「iPhone5でLTE利用できず」とある。
 脱獄すればできるようだが、わざわざSIMフリーを手に入れてそこまでやるか?
 LTE体験、かくも短き過ぎ去りし夢。

Google Readerの替わりが見つからないよ

 Googleが突如サポート停止の発表したのが先週か。未だにこのような記事が残る。
Google Reader利用者の7割以上がサービス終了に困惑
 筆者はあのサービスをほぼ毎日のように、利用させてもらい、IT関係のニュースに目を通していた。それだけにあのニュースにはショックだった。
親切な人が居て、いろいろ代替サービスを紹介してくれる人がネットで見つかる。そこであれこれ日米のツールを試してきた。それぞれの使用感を簡単に記す。結果的には、どれもこれもいまいちかな。

1.The Old Reader
これがもっとも使い勝手が近く、抵抗が少ない。

でもちょっと先週は使えず、信頼性に不安を残した。

2.Livedoor Reader
ご存知Livedoor提供のリーダー。悪くはないが、Google Readerの後継という位置づけではあるまい。もっとシンプルでいいんだが。

3.feedly
これはGoogle Readerとは似ても似つかぬデザイン。凝り過ぎなんだよ。そもそもunreadが少なすぎるのはおかしい、こんな少ないはずがない。

4.Feedspot
ウーン、これもGoogle Readerからの乗換には苦労しそう。使い勝手が相当に違う。こちらもunreadが少なすぎる。ひょっとして100個で勝手に打ち切っているのか。

5.Yahoo!
爆速とやらで移行してみたものの、このホームページの乱雑さに閉口。

050Plus解約を決断

 会話を終えてから、解約を決めるまでそれほど時間はかからなかった。

 この人はずいぶんと正直だ、「ちょっと通話が途切れますけど」と言われた。炊事場のガス器具の調子が悪く、新品と交換する上で、見積もりを業者に依頼したときの会話。
 実は音声品質の不具合を指摘されたのはこれが初めてではない。妻に何度かかけては、聴き取りにくいとひどく不評を買っていた。
 050Plusのサービスが発表されて結構早い時期から、このサービスを利用してきた。それなりに評価はしてきたつもりだが、さすがにこれ以上かばえきれない。
 最近、LINEとかCOMMとか無料電話サービスがはやってきており、安いと言うだけでは価値を見いだしにくいのではないかな。使わなくとも月額300円余りの負担がかかるという点で、フュージョン・コミュニケーションズのサービスと差をどこかに付けないといけない。それにこの方面の老舗のSkypeは番号が無い点、不利だが、パソコンとの相性では圧倒的に有利だし。

MEGAに飛びついてはみたものの

 無料でも50GBも提供されるニュースでさっそく登録。使ってみた感想はこうだ。50GBおよび暗号化の2点は確かに魅力的ではあるが、それだけ。
いくつか気の付いた点;
1. 登録時妙に時間のかかること
登録が失敗したのかと思い、別のIDを用いて、結局三つも新規登録してしまった。
2. LastPassが効かないこと
パスワード管理サービスLastPassを普段利用しているが、このサイトは登録してくれない。MEGAはどうも特殊な防御システムを使っているみたい。
3. フォルダーのアップロードもしてくれること
中にはファイルのみと言うストレージ・サービスもあり、これはよろしい。ところが、フォルダーのサイズを表示してくれない。

こちらの画面で、ようやくサイズが分かるものの、今どき珍しく超アナログで、ひどくおおざっぱ。

4. アップロードは不安定
数GBのフォルダーをアップロードさせようとしたが、途中でいつの間にか停止。パソコンが休止状態に入っている。リカバリもしてくれないし、どこまで完了したのか記録もしていない。何度か繰り返し、諦めた。これじゃ、安心して使えない。
5. スマホとの連携無し。
ウーン、数年前ならともかく、今どきスマホとの連携できないオンライン・ストレージじゃね。
結論:無料と言うことで、それなりのサービスと考えねば。

本体よりメディアとインターフェースで先に寿命が

 我が家のビデオカメラはパナソニック製のNV-GS200K。2004年製造だから、もうかれこれ8年近く使ってきた事になる。故障知らずだし、大きなVHSビデオカセットを利用していたその前の機種より、手軽だし、愛用。

 ところがここへきて急に、二つの理由から、ビデオカメラを買い換える時期と判断。
 まずは近年メディアの入手が難しくなってきたことが気になっていた。当初DVCという名前で簡単に手に入ったMini DV方式のカセット。ところがいつの間にかこれが近所の店から姿を消して久しい。ストックが後1本残すのみ。
 決定的な理由に気付いたのが、元日に写した光景をデジタルダビングしようとした昨夜。パソコンにDV端子(IEEE1394端子)が無かったのだ。これじゃパソコンで、ソフトを使ったビデオ編集ができない。
 今までパソコンを組み立てるときには、必ずIEEE1394端子付きのマザーボードを選んできた。初期のUSBよりはデータ転送速度にすぐれているはずだから。しかし今や時代が変わったようだ。USB3.0が現れ、Serial ATAが刷新され、そんな端子のついたボードは廃れてしまった。我が家に設置した自作マシンのどこにも端子が無くなっていたことを遅ればせながら気付いたというわけ。
 テクノロジーの進歩が早すぎ、長く使える技術を見極めるのがますます難しい時代になってきた。次期メディアとインターフェースは何が本命なのか?