2月21日の土曜日。ウッドデッキの少し西、茅ヶ崎東海岸の公衆トイレ前にある広場は、決まった名前こそありませんが、地域の人々にとっては格好の遊び場ですな。
この日は二人で野球の練習に励む姿がありました。しっかりとした体格の女性が右手にバット、左手にミットを持ち、片手一本で見事にボールを打つ。投げ返された球をまた器用に左手一本で受けるその姿は、なかなかの熟練者とお見受けしました。
少し離れた下の広場では、男子が一人、遠慮がちにスケートボード。広い方を野球の二人に譲ったのか、その奥ゆかしさもまた、この広場らしい光景です。
そして一週間後の2月28日。同じ広場を通りかかると、今度は三人で野球に興じていました。先週の二人に、年上の男性が加わったようです。お父さんか、あるいはお兄さんでしょうか。
関係は分からずとも、澄み切った冬空の下、三人で和やかに白球を追う姿はこの海岸の風景に実によく馴染んでいます。特別な施設がなくても、工夫一つで広場はスタジアムに変わる。湘南の日常に息づく、自由で温かなスポーツのひとときでした。