凪の浜辺、思い思いの秋の暮れ

11月8日、16時を回り、海はすっかり穏やかな凪の状態です。

波を待つサーファーの姿は見えず、代わりに釣り人たちが静かに糸を垂らす、秋らしい落ち着いた光景が広がっています。釣果を収める「びく」を手にしたおじいさんが、大切そうに波に浸そうとしている様子はなんとも風情がありますな。

一人おじいさん、大海原を前にして大きく腕を伸ばし、ひとしきり柔軟体操を始めました。この広い空の下で体を動かすのは、さぞかし気持ちが良いことでしょう。

砂浜では、ゴミ袋を手に黙々と歩くボランティアの男女の姿もあり、その献身がこの美しさを支えています。

一方で、犬を連れた女性は自由奔放に歩きたがる愛犬に振り回されているのか、急に小走りを始めたりと忙しそう。

遠くからは、仲良しグループの女性たちの快活な笑い声が風に乗って届き、海をバックに賑やかな集合写真の撮影が始まりました。

静かに海と対話する人もいれば、仲間と喜びを分かち合う人もいる。各人各様の時間が、湘南の海には優しく流れています。

サザンビーチに響く、青春の黄色い声

11月8日、16時過ぎのサザンビーチ。砂浜の一角で、5人の女子グループがバレーボールに興じている姿が目に留まりました。ボールが宙に舞うたび、あちこちから上がる元気いっぱいの黄色い声。その楽しげな様子を眺めているだけで、不思議とこちらまで晴れやかな気持ちになってきますな。

トスを上げても思うような方向には飛んでいかず、明後日の方向へ。それを見た仲間が「ちょっとどこ投げてるのよ!」と声をかけたり、笑いながら茶化したり。そんな他愛のないやり取りのひとつひとつが、キラキラとした輝きを放っています。

広い空と海を背に、ここで仲間と一緒にボールを追いかけた思い出は、大人になっても色褪せない大切な青春の一ページとして、いつまでも心に残ることでしょう。

湘南Album、2025年10月分、虹と夕景がめぐる湘南

10月① 2025-10-01 16.31.11
海岸沿いの工事区画に、旧プール跡、夕方の斜光が長く伸びる。雲は厚いが、秋の光は柔らかく、湘南の浜が静かに季節を切り替える瞬間。

10月② 2025-10-01 16.36.09
沖の海に光の筋。雲の切れ間から差し込む一条が、水面を銀色に染めていく。空と海の境目が、秋らしく澄んで見える。

10月③ 2025-10-01 16.37.02
堤防沿いの道の先に、大きな虹が架かる。灰色の空にくっきり浮かび、雨上がりの湘南が一気に明るくなる、嬉しい合図。

10月④ 2025-10-01 16.39.15
虹はさらに鮮やかに、半円を描いて浜へ伸びる。雲の重さと虹の軽やかさ、その対比が見事で、思わず立ち止まる景色。

10月⑤ 2025-10-01 16.42.14
防砂柵の向こうに虹が続き、浜辺の奥行きが強調される。日常の散歩道が、ほんの少し“物語の舞台”に変わる夕刻。

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