Evernoteと各ブラウザの微妙な関係

 こんな便利なツールは珍しい。ネットで調べ物をしている間、気になる記事にぶつかる度、このツールで即座に記録。正式に契約していることだし、使い倒したい。
 ただブラウザにより、少し機能が異なることで、ちょっと戸惑っている。
1. Chrome
 最近の印刷の問題で困ってはいるが、館主は何しろGmailからは離れられないので、いちおうこれを標準ブラウザとしている。この場合、象印を押すと、三つの選択肢が出てくる。「選択部分をクリップ」「ページ全体をクリック」「URLをクリック」とあり、最後のURLだけというのもそれなりに便利だ。

 もちろんChromeは現時点の最新版。

2. Firefox
 ところが、こちらのブラウザで象さんマークをクリックすると、これしか出てこない。URLだけ残す手がないみたい。それにノートの種類もタグすら選べない。これは不便だ。

 Firefoxも最新版。

 印刷問題がイヤなので、Firefoxを使おうとするのだが、この問題があり、二の足をふんでいる。

やっと落ち着いたEvernote

 このところ立て続けにEvernoteから更新の案内が来る。
 ただどうしても直らないバグが二つ有った。
 一つは、オプションの一つ、「Windowsの起動時にEvernoteを起動する」が無条件にセットされていたこと。

ここにチェックを付けようが付けまいが、起動してしまう。いつも利用しているので、困るわけではない。ただ、急いで有る作業をする目的で、Windowsを立ち上げるときに、これが真っ先に立ち上がるのはイライラさせられてきた。
 数日前にリリースされた4.2.2でやっとこのバグが直った。


 もう一つ、気に入らないバグは、ファイル名を右クリックして、「送る」でEvernoteに入れようとすると、現バージョンと旧バージョン3.5とが並んでいること。4にあげたときのかすが残って消えないのだ。実害は無いものの、早く消去して欲しい。

Evernoteにも加入を決める

 このツールも評判がよい。これはいわゆるオンラインストレージとは一線を画し、パソコンを操作しているうちに、ちょっと思いついたことを下書きに殴り書きするといったイメージ。これまで館主は、思いついたことは、エディター(秀丸)を起動して、書き込んでテキストでセーブするようにしてきた。小さなテキストファイルがばらばらとあちこちのフォルダに散在することになる。
 このツールは、起動して新規ノート・アイコンを押す度にいくらでも、思いつきを蓄えられる。それだけではたいしたことはない。おもしろいのは、題名やら作成日でソートができ、タグを付けられるので、思いつき集をあとからうまく検索できる仕組みを備えること。
 あるExeファイルを急いで、有るパソコンから別のパソコンに移す必要が生じた。DropboxとかSugarSyncだと、強制的に同期を取る仕組みが無い。「強制的に同期する仕組みが欲しいな、オンラインストレージ」に記したとおり。そこでこのツールを使ってみることにした。ところが、貼り付けようとしたら、このエラーが出た。

 そうか、正式会員にならないと、使えないのか。今後長くおつきあいしそうなので、会費を払うことにした。一月5ドルだが、一年分契約すれば9カ月分、45ドルで済む。

 クレジットカードの情報を記入すると、プレミアム会員登録完了。

 これでめでたく、Exeファイルをサーバー側に、貼り付け、同期ボタンを押すと、同期完了。

強制的に同期する仕組みが欲しいな、オンラインストレージ

 Xmarksを使ってみて、気づいたのは、Dropboxにせよ、SugarSyncにせよ、クライアントから強制的にサーバー側にアップロードして、同期させる仕組みが無いこと。もし時間がたっぷりあれば、バックグラウンドで気づかないうちに、まったりと自動的にアップしてくれるのはいい。しかし場合によっては、トップ・プライオリティでいいからアップして欲しいことだって有る。
 こういうケースだ。出勤前に、ある一群のファイルを作って共有フォルダに入れる。作業の続きを会社で行いたいことだって有るだろう。その場合、時間がない、ゆったりと同期を待っていたら遅刻してしまう。
 イメージとしては、Evernoteの同期アイコン。Evernoteを開いて、いくつかノートを作成、左端の同期アイコンをクリックすると、

 同期が直ちに始まり、終ると、同期完了と知らせてくれる。