アマゾン名をかたる偽メッセージ

 館主のスマホに面白いメッセージが入っていたので紹介したい。
 以下がそのスクリーンショットだ。

 「アマゾン」と「有料動画サイト」という組み合わせが奇妙だ。
 どういう人がこの餌食になるのだろう?a.「身に覚えが有る」男性と思って間違いあるまい。b.「法的手続き」なんて言葉に恐怖の有る人でしょう。汎用性は有るものの、こんなメッセージで、「法的手続き」などできるわけ無いでしょ。c.その中でもさらにはちょっとセキュリティにウトイ人かな。
 館主に興味があるのはむしろ、
1)どうしたら「アマゾン名」を騙れるのか?よく観ると違いが分かるが、一見するとあたかもアマゾンから発信していると間違えそう。「オレオレ詐欺」より、巧妙といえば巧妙。
2)どうやってこちらの電話番号を探り当てたのか?ただこの手の類は、「オレオレ詐欺」と同様、メクラ撃ちしているのだろうから、中には当たる人も居るということか。
 よく考えると、このメッセージの被害者は、これに騙されて電話する方ではなく、有料動画サイトと関連づけされてしまったアマゾン側かもしれない。

ドコモ光に換えて以来妙な請求書、調べてみると

 また今月も口座から不可解な引き落とし。dカードに毎月妙な請求がされていることに数ヶ月前から気付いてはいた。「Bestサービス利用料」として648円毎月31日に引き落とされている。謎の請求を調べて分かったことを備忘録として記しておきたい。

 一般的に、新規契約時、携帯ショップは高額のキャッシュバック(あるいは本体代の減額)と引き替えに、ある期間たんまりと有料オプションを付ける。役立つならともかく、たいていは指定期間後外すことになる。時々外し忘れがどうしてもあるもの。それが相手の思うつぼか。その場合は、こちらの落ち度だと分かる。
 しかしこちらの場合、該当するような契約はしていない。余りにもっともらしい名前だけに、その名前だけでは内容がさっぱり分からない。グーグル教授に尋ねても、要領を得ない。どこから手を付けて良いのかな?過去を遡って請求書を調べると、NURO光からドコモ光に切り替えた月から請求されていることが判明。
 その一、まずはdカード側に電話して、請求元の連絡先を尋ねる。その場では分からず、後日知らせるという。
 数日後、ドコモクレジット側から連絡あり、やっと相手の電話番号が分かった。
 その二、請求元に尋ねると、どうやらプロバイダーらしい。こちらは契約した覚えが無いと伝える。調べてみるので時間をくださいというので、一旦電話を切る。
 その三、ドコモの窓口に尋ねる。ドコモ光とは関係無いとお姉さんは断言。ドコモショップの独自キャンペーンではないかという。携帯でいつもお世話になっている窓口だから、期待はしなかったが、案の定その通り。
 その四、ドコモショップに尋ねる。他の携帯電話料金と一緒に請求されるはず、そんな独立で請求するキャンペーンは無いという。前の契約の解約忘れでは無いかという。ドコモ光を売り込んだときのあの熱心さはどこへやら。答えはそれだけ?
 その五、プロバイダーからやっと返事。請求は間違いだと認める。過去に遡り(5カ月分)返却するという。恐ろしい、こちらが声を上げるまでずっと誤った請求が続いたということ。そもそもこちらが依頼も承認もしていない請求がなぜクレジットで請求できたのか?
 この会社、確かNTT系フレッツ光を担当する会社じゃなかったかしら。いずれにせよ、こちらが契約したのはフレッツ光ではなく、ドコモ光。契約のどさくさに紛れ、おこぼれに預かろうとは厚かましいにも程がある。
 クレジットって、本当に恐いですね。皆さん、ご注意あれ。


 後日談:7月の某日、銀行に振り込みあり。誤った請求額648円x5カ月分=3,240円入っておりました。

これで誤請求問題は一件落着?
 でもね、これって「返しゃいいんだろ」ということ。過ちを発見した個人に対して誠意はどこにあるのかね、この会社は。