AliExpressから紛争処理完了の宣言(9)

 館主の提起した紛争に対し、購買保護期間が経過したので調停する、これで紛争は解決した旨のAliExpressからの宣言が届く。

今回の紛争処理に対する完了宣言


 どれほど買い手に負担をかけ、いらつかせたのか、この会社(AliExpress)はまるで分かっていない。異議申し立てに対し、仲介役とは名ばかりで、ただただ解決時間を引き延ばしただけ。
 このメールの直後、満足度を尋ねる型どおりのアンケート依頼があった。満足度ゼロと返したことは言うまでも無い。

AliExpress, 店に同情される?(7)

私とやりとりしているお店の担当者とのチャット画面。

むしろ店側が問題を理解しているのに


ご覧の通り、私に同調的で、返金してもらったらとまで言っている。


 普通なら、店側は発送したがその後は知らないと言い張り、間に立つべきAliExpressが届かないのだから返金の処理をしましょうよと仲裁するところ。今回は、店側まで返金処理を済ませましょうと言っているのに、仲裁者が一方的に処理を止めているという構図。まったくおかしな話しだ。

AliExpressの言う,買い手保護(6)

 一応は相手の言い分を調べておこう。買い手保護(または返金保証)とうたっているのは、この箇所。


規約を読むと、返金する条件は以下の二つと考えられる。


1)「受け取った商品が商品説明と異なる場合、注文配達後15日以内に異議の申し立て」
2)「荷物受け取りの確認期間の最終日までに異議の申し立て」
一見すると何気なく読み過ごしてしまう。前者はまあいいだろう。今回問題になったのは、後者だ。海外発送にかかる期間をどれほど見積もるかによる。買い手にしたら、翌日と思いたいが、常識的にそれは無理。じゃ3カ月?

 ちょっと待ってよ、今どき船便じゃ有るまいし、飛行便なら数日じゃ無いのか。せいぜい一二週間ではないのか。

 3カ月も余裕を観て、その間は届く可能性があるから、異議申し立ては却下するというのは、どういう神経か?買い手保護じゃ無く、これは売り手保護だよ。

AliExpress, これで新たな提案?とは笑止千万(5)

 AliExpressという会社の顧客支援システムの貧弱さがひしひしと分かってきた。サービス部門に問題点を指摘しても、担当者から上にescalateする方法が提供されていない。確かに窓口を一本化してあると言えば、聞こえは良いが、対応がそこで止まっている。

 何とか、AliExpressに問題提起すれど、毎回同じメールが返るだけ。

 貴殿の紛争提起は却下との判断。紛争解決期限にまだ達していないから、もっと待ちなさいとかいう旨。毎度同じ内容からすると、単なるコピペですな。内容をまったく理解していない。

this order is still within purchase protection time. Then you can have enough time to wait for your package

回答は毎度の定型文

 さらに腹立たしいのは、同じ内容の定型メールを返したことを、紛争処理システム上では、「AliExpressが新たな提案をした」という扱いになっているらしいこと。冗談じゃない。マー、呆れて、ものが言えないとはこのことか。

定型文を送り返すことが、「新たな提案」だと?馬鹿馬鹿しいにも程がある。

 かくして二ヶ月が浪費、、、

AliExpress、かような紛争処理では生ぬるいので(4)

AliExpress Case Management Teamへ紛争提起すれど、生ぬるい対応に呆れ、今度はメッセージで営業部門?へ再度追求。

再びメッセージで催促

担当者から受け取ったのが以下の応答。

I have pushed aliexpress store, I dont have positive reply from them also
I think the package has lost in store

二ヶ月もたって、今頃トラブルを認知したようだ。まるで他人事だな、それでどうしてくれるんだ?

オイオイ、しっかりしてくれよ。

AliExpressに紛争提起したら、、、(3)

 どうなるか興味津々。

 まずはこんなメッセージを受け取った。送り主は、AliExpress Case Management Team とあり、紛争解決の専任部門らしい。

紛争提起したら受け取ったメール

 読んでみると、注文主として引っかかる、つまりカチンと来るところが有る。

1.買主の責任を問うのか?

この文章には呆れて、ものが言えない。自分宛にもし届いていたら、この場合そうでないから騒いでいるのに、受け取るのは当たり前だろう。中国からすら出ていないのだから、ここで買主の責任云々を持ち出すとは、盗っ人猛々しいな。

Please pay more attention to the tracking information. If the package arrive at the delivery office, please contact post office to pick up in time. Buyer should be responsible for any consequences of failure to collect items in time.

2.今さらコロナを言い訳にするな

理由に事欠いて、コロナ渦を持ち出すなんて最低。

Shipping time may delayed or changed according to the coronavirus outbreak.

もう少しまともな調査結果を寄こせばいいのに、いつまで経っても中身の無いこの状況。7月以来、ずっと原産国の倉庫に眠ったまま、物も人も動かない。

3.異常に長い紛争処理猶予期間

注文してから二ヶ月になろうとしているのに、まだまだ慌てる必要はないよと言われては、開いた口が塞がらない。

After checking the tracking information, this order is still within purchase protection time. Then you can have enough time to wait for your package.

このショップは売主にはかくまで甘く、買主にはこれほど負担を強いるとは、恐れ入りました。

4.中身の無い紛争処理

現役時代に、担当製品の苦情処理に近い仕事をした経験があるだけに、AliExpressがどうこの問題を処理するのか興味津々だ。しかるに、業務担当者が自分で発送状況を調べようとしていない、調べれば中国から一歩も出ていないこの状況がトラブルと容易に分かるはず。それだけに、何もせずこの程度のメールを寄こしてお茶を濁そうとする、紛争処理部門とは、一体如何なものか?

こちらは7月にチャッカリお金を引き落とされている、こんなまやかしに騙されるもんか!次稿に続く。

Apple Watch スイカは恐くて使えないな

 東京駅地下鉄丸ノ内線の入口。Apple Watchのスイカでエラー。またか、使えないな。普通のスイカカードで切り抜ける。
 こんなことがたびたびあるので、もしものときのために、通常のカード型をポケットにいつも忍ばせていた。
 帰り、勤務先近くの地下鉄窓口に直行。朝のトラブルを報告し、Apple Watchを調べてもらう。昨日東京駅で出る時にエラーを起こしていたことが判明。清算してもらい、改めて入場。これで大丈夫だ。

 普段、スマホのポッドキャストで音楽を聴くのが通勤中の過ごし方。しかしスイカを使った後、別の操作をすると、スイカの利用に悪さをするかもしれない。それが恐くて、今回は、何も触れなかった。だから今回出る時は、絶対にエラーを起こすはずが無かった。
 ところがだ。ウォッチを読み取り機にかざした時、赤い表示。もう堪忍してくださいな。数十センチ後ろの乗客の冷たい視線を背中に感じる。素知らぬ顔をして、窓口へ。
 窓口でも読み取りエラーだという。なぜだ?どうしてこうなるのかまったく理解ができない。
 向こうの担当者もどうして良いかわからず、私に返す。こちらもどうしたらよいのか?先日は、再起動しろと言われた。それでうまくいった時もあり、リセットしてもダメなこともあった。今回は、パスコードを入れ直す。
 「どうですか?」
 まるで、試験官にテスト結果を尋ねる少年時代に戻ったような気持ち。
 「アッ、今度は大丈夫です」
 改めて、今回の費用を清算してもらう。
 Apple Watchのスイカはもうこりごりだわ。

ドコモ光に換えて以来妙な請求書、調べてみると

 また今月も口座から不可解な引き落とし。dカードに毎月妙な請求がされていることに数ヶ月前から気付いてはいた。「Bestサービス利用料」として648円毎月31日に引き落とされている。謎の請求を調べて分かったことを備忘録として記しておきたい。

 一般的に、新規契約時、携帯ショップは高額のキャッシュバック(あるいは本体代の減額)と引き替えに、ある期間たんまりと有料オプションを付ける。役立つならともかく、たいていは指定期間後外すことになる。時々外し忘れがどうしてもあるもの。それが相手の思うつぼか。その場合は、こちらの落ち度だと分かる。
 しかしこちらの場合、該当するような契約はしていない。余りにもっともらしい名前だけに、その名前だけでは内容がさっぱり分からない。グーグル教授に尋ねても、要領を得ない。どこから手を付けて良いのかな?過去を遡って請求書を調べると、NURO光からドコモ光に切り替えた月から請求されていることが判明。
 その一、まずはdカード側に電話して、請求元の連絡先を尋ねる。その場では分からず、後日知らせるという。
 数日後、ドコモクレジット側から連絡あり、やっと相手の電話番号が分かった。
 その二、請求元に尋ねると、どうやらプロバイダーらしい。こちらは契約した覚えが無いと伝える。調べてみるので時間をくださいというので、一旦電話を切る。
 その三、ドコモの窓口に尋ねる。ドコモ光とは関係無いとお姉さんは断言。ドコモショップの独自キャンペーンではないかという。携帯でいつもお世話になっている窓口だから、期待はしなかったが、案の定その通り。
 その四、ドコモショップに尋ねる。他の携帯電話料金と一緒に請求されるはず、そんな独立で請求するキャンペーンは無いという。前の契約の解約忘れでは無いかという。ドコモ光を売り込んだときのあの熱心さはどこへやら。答えはそれだけ?
 その五、プロバイダーからやっと返事。請求は間違いだと認める。過去に遡り(5カ月分)返却するという。恐ろしい、こちらが声を上げるまでずっと誤った請求が続いたということ。そもそもこちらが依頼も承認もしていない請求がなぜクレジットで請求できたのか?
 この会社、確かNTT系フレッツ光を担当する会社じゃなかったかしら。いずれにせよ、こちらが契約したのはフレッツ光ではなく、ドコモ光。契約のどさくさに紛れ、おこぼれに預かろうとは厚かましいにも程がある。
 クレジットって、本当に恐いですね。皆さん、ご注意あれ。


 後日談:7月の某日、銀行に振り込みあり。誤った請求額648円x5カ月分=3,240円入っておりました。

これで誤請求問題は一件落着?
 でもね、これって「返しゃいいんだろ」ということ。過ちを発見した個人に対して誠意はどこにあるのかね、この会社は。

AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-最後に返金を確認

9. 後日談

 そして月日が流れ、忘れかけた頃の某日。クレジットカードの利用明細に妙な行があることに気がついた。

 これが例の返金だったのか。たった千五百円!には違いないが、納得のいかないお金は返してもらった。
Appleのサポートはやるべき事はやってくれたんだ。トラブルの根本解決には至らなかったけれども。

イヤイヤ、本当にお疲れ様でした。

AppStoreアプリの課金トラブル対処の顛末記-再びAppサポートへ

9. 最後のあがき

 これで諦めるところだが、ここまでやって、撤退するのは、悔しい。我ながら呆れるが、これが最後の最後。Appleのサポートに再度問題提起。

 文章の終わりの方が変なのは、入力の最後で文字数の制限に引っかかったため。もちろん、以前の問題の問い合わせ番号を明示しておいた。
 前回とは別の担当者から、回答があった。前回もそうだが、Appleのサポートの応答時間はとても短く、これは素直に良いと認める。

 今回の回答内に、返金する旨がはっきりと書かれている。
 本当は、アプリ自体、なぜ課金する旨の断りを明示しないのか、どうしていきなり一年分を課金するのか、追求して欲しかったな。そこまで追い詰めることを、「調査」というのかと思っていた。
 うがった見方をすると、「返金」というのは、日本のサポート部門の苦情処理費用から、ひねり出すのかもしれない。うるさい客だな、これで黙らせろよ。
 マ、今回はこれで良しとするか。お疲れ様でした。