Xmarksより朗報有り

 良かった、良かった!12/17(金)付で、下記メールを受信した。Xmarks登録ユーザー全員に出され周知だとは思うが、皆さんと喜びを分かち合いたいので、念のため。

 館主はLastPassなる会社を知らないが、米国では知られている会社なんでしょ、買収したとのお知らせ。
Xmarks is NOT shutting down! It will continue to be the same free service that you know and love.
とあるから、これまでのサービスを今後も無料で提供してくれる。
 XmarksとLastPassとの力関係によっては、このサービスがいつまで続くのか、分からない。でもそれを言ったら、何事も永遠に続くものなんてありはしない。まずは、愛でたし、引き続き使わせていただきましょう。

Xmarksに薄日が差した?

 同じURLなのに、このところ次々と内容が変わる。URLとは、以下のアドレス。
http://www.xmarks.com/msie/upgrade/1.3.0
 今日はこんな内容だった。これがモジュール更新の本来の内容だろう。

 「End of the Road for Xmarks」から「UPDATE: Xmarks Sync NOT Dead Yet」へ、そして「Upgrade Successful!」か。めまぐるしいよ、しばらくは目が離せないな。
 びっくりする内容ではなくなったと言うことは、会社にとって少し安心材料が与えられたと言うことかな?そこでCEOの昨日のブログ「Xmarks Victory for the Users, by the Users」をのぞいてみる。
 以下のような言葉からすると、いろいろオファーはあり、前向きな姿勢に変わりつつあるようだ。
This is not a signed, sealed done deal yet. But with multiple offers on the table we’re pretty confident that Xmarks will continue on with no service interruption.
 何と言っても、これができるのはXmarksだけ、健闘を祈る。
Xmarks can synchronize your bookmarks between Firefox, Internet Explorer, Safari and Chrome!

Xmarks、まだ死なないぞ

 数日前に、「End of the Road for Xmarks」と記されたページを開くと、今度は「UPDATE: Xmarks Sync NOT Dead Yet」と書き直されていた。
 同時にそれには、年間10ドル支払うという約束(pledge)が各ユーザーから欲しいとも言っている。Pledgeとは日本人にはなじまない方法だが、辞書を引くと公約とか担保とか訳すらしい。「No credit card is required, but please only pledge if yo are genuinely willing and able to pay」と言っているから、今直接お金を払うと言うことでもないようだ。

 ついでにXmarksのCEO(James Joaquin)の09/30(木)付のブログ「Xmarks is Dead. Long Live Xmarks?」を読んでみる。台所の事情が苦しくこれ以上企業の存続ができなくなったというようなことが記されている。以下はその拙訳。経営者の考えたビジネス・モデルがうまくいかなかった理由を三つあげている。
 その一、同期そのもので有料化することは当初の戦略ではなかった。
 その二、有料化への初期の試みは失敗に終わった。
 その三、手強いツールの出現(Firefox/Chrome自身がsyncツールを提供開始したこと)。
 なるほどそうだったのか。確かにこの環境で、生き抜くことは容易ではない。200万人のユーザーを抱え、その500万台に及ぶデスクトップをサポートしている現在、CEOの苦悩が十二分に伝わってくる。英語の上手な皆さん、ぜひ一読されたし。微妙なニュアンスが分かります。

Xmarksよさようなら

 「I don’t know why you say goodbye, I say hello」有名なビートルズの歌。
 誠に世の中、特にIT業界の動きは激しいもの。せっかくXmarksなるソフトを見つけて、気に入り、館主はすべてのパソコンに導入。その記事をここに記した。
 そこに、いずれ消える(discontinue)事に触れた。その件をもう少し書いてみたい。
 いいツールを見つけ喜んでいたのもつかの間、アップデート・モジュール1.3.0の案内を開いた途端、「Xmarks Sync to be Discontinued」のお知らせ。Good newsとBad newsと同時に届いた。確か来年の1月10日までとか書いてあった。
 Toddという人の、09/27(月)のブログ:「End of the Road for Xmarks」には淡々と歴史を振り返り、90日内にサポートの幕を閉じる旨のメールを担当者が用意していると言う。

Bookmark同期には絶対Xmarksがお勧め

 オンラインストレージで遊んだ経験から、最初はそちらでもできないかと期待したが、どうやらBookmarkについては、お呼びでない。
 ネットで探したところ、この記事に興味を引かれた。「Chrome,Firefox,IE,Safariでブックマークをワンクリ同期!
 その記事はツールを丁寧に解説してあるので、初めての方はそちらをご覧ください。ここでは、館主に関心ある部分だけを記そう。
 ホームページを見る限り、素晴らしい、一通りのブラウザーをサポートしてくれるようだ。

 注意点:この記事の草稿を書き終えたのは、かなり以前。実は、数日前にアップデートのお知らせとともに、ショックなお知らせ「Xmarks Sync to be Discontinued」。少なくとも年内一杯は使えるので、そのつもりで読んでください。
 Chromeの部分をクリックすると、この画面になる。

 導入が済むと、この画面が。なるほどどちらがプライマリーになるのか、ユーザーが決めることができるのか。

 ということは、逆にオンラインストレージではなぜこのような選択画面が出ないのか、疑問がわく。ちょっとこれは宿題にしておこう。
 二台目以降のパソコンに、あらかじめサーバー側にアップロードしておいたブックマークをダウンロードしようとすると、この画面で警告される。オー、なかなか良くできたソフトウェアだ。

 進行中、この間は変更できないよと言っている。そりゃそうだ。

 終りました。

 元に戻り、別のブラウザーも登録したいな。

 Firefoxを選ぶことにした。

 セキュリティ上の警告が出る。

 許可をクリックしよう。するとまたしても警告が。

 今度は初回、どういうオプションを選びたいか聞いてくる。英語で言うと、Mergeか、Downloadか、Uploadかということだろう。というのは、Firefox自体の初期導入時にIEからブックマークをインポートしているので、すでに有るからだ。

 ここではMergeを選び、作業が終了すると。

 同期が取れたよというお知らせ画面。

 素晴らしいツールだ、こうなったら当然IEも同期させたいので、ここに戻る。

 IEを選ぶと、この画面になる。

 IE用の設定が始まるよ、とのお知らせ。丁寧な作りだ、感心感心。

 次ぎに、下記ライセンス条項に同意するかと、聞いてくる。なにやら大げさになった。——
 どうやら、他と異なり、別途ソフトウェアを導入するような感じ。

 いったん導入が終りました。次ぎにちょっとしたアプリを追加するかと尋ねてくる。
よく分からないので、そのままInstall thumbnailsをクリックしようか。

 どうやら、これも追加のソフトを導入するようだ。

 追加アプリの導入も終了。

 次ぎに、どういう同期を取るかと尋ねられる。

 試しに、Change sync settingsを選ぶと、細かな選択が可能になる。

 ここではサーバー側を正とし、各コンピューター側をそれに合わせたいので、この設定を選ぼう。

 少し前の画面に戻る。

 上の画面で、synchronizeを選ぶと、同期作業が始まる。

 Success!と出れば、めでたく完了。

 館主が使っているすべてのパソコンにこのソフトを導入した。気づいたのは、IEだけがなぜか特別ソフトが常駐する。なぜ特別扱いなのか、よく分からない。もう一つは、Xmarks Thumbnailsは、ブックマークとは関係無い。だから二台目以降は導入を省かせていただいた。
 それにしてもこれをいったん導入したら、手放せなくなった。最初のうちは、逆向きに同期してしまったり、同じブックマークが重なったりと失敗する。しかしそのうち、便利さが身にしみる、久しぶりに出会った貴重な無料ツール。