スマートフォンに役に立たなかったフレッツ・スポット

 一体あれは何だったのかとまだ狐につまされた感じ。契約後、一度も使えないまま、解約を決定。どうして使えないのかわからないまま、解約を通告。
 先日、パソコン用にとWiMAXに契約。スマートフォンを購入したのは、その後。WiMAXが意外と広範囲に使えると判明。せっかくだから、一時はWiMAXを鞄に入れながら、Wi-Fiでスマートフォン(アンドロイド系)を使っていた。
 WiMAX持参を忘れた時、館主の行動範囲でどんなWi-Fiが使えるのか調査。あいにく、どれか一つでほぼカバーできるというキャリアはないという結論。その中でも利用地下鉄の一部でフレッツ・スポットが使えると判断。善は急げと決めたんだが。
 あとでよくよく「ご利用可能な機器および設定方法」を見たら、サポートされるのは古いWindows Mobileとか訳の分からないPocket PCのみ。こんなものこの時代使っている人が居るのか?接続予定機器を記したので、接続できないかもしれないとヒトコト言ってくれればいいのに。

スマホ業界へ進出したいIntelの苦戦

 今回は下記記事をネタにする。
ソース:Intel’s new smartphone chip key to ARM battle
 パソコン業界ではAMDを足下にも寄せ付けない強さを誇るが、Intelはことスマートフォン業界では新参者。年内後半には出荷できると言ってきたチップが、来年に遅れるとつい最近認めたという。
 それに、まだ動く実績の無いチップを使うことをどのデバイス・メーカーだって当然躊躇する。一度、Moorestownなるチップを設計したが、誰も採用してくれなかったとか。さぞや屈辱だったろう。
 ご存知、この業界ではARMが設計したCPUがde fact standard。さすがの巨人も苦戦が続く。原因の一つは、Intelの設計思想がどうしてもパフォーマンス追求型になり、省電力と経済性が二の次になることだという。
 館主など、今のスマートフォンですら、この電池のバカ食いは、製品としては未完成だと考えている。Intelの参入がこの問題を根本的に解決してくれるなら、大歓迎なのだが。

次期Windows Phone「Mango」を国内披露

 次期スマートフォンOS「Windows Phone 7(開発コード名:Mango)」で採用されるインタフェースが「Windows 8」と呼ばれる次期Windowsに引き継がれることを明言したそうだ。
ソース次期Windows Phone「Mango」を国内披露、日本語やソーシャル対応をデモ

Windows 8 の足音が聞こえ始める

 去年市場に出回り始めた、Windows 7、と思っていたら、もう次のOSが話題になっている。
 先週、デモを見たという記事から引用。
Shock: Windows 8 optimized for desktop tablets
 Windows 7 とは似ても似つかぬlook and feelらしい。むしろWindows Phone 7という携帯電話用のOSに似ているとか。アメリカでも売れていない携帯電話なので、日本人にはぴんと来ない例え。結局失敗したVistaの二の舞にならなければよいが。
 デモによると、何か画面にモザイクのようなタイルが現れる。それぞれのタイルが、アプリケーションおよびデータに対応するとか。幸い、”Windows 7″ modeは残るらしいが、さすがにXP modeは捨てざるを得まい。MSは未だにXP nativeを使いたがる日本の大企業をどう説得するのだろうか。
 もう一つ面白いのは、新たなOSが走るのはIntelだけではなく、今日スマホ用として知られているARMチップも対象になるそうだ。とすると、市場でほぼ完璧に打ち負かしたはずのAppleの後をまるで追っているかのような印象を受ける。

tetheringをめぐるごたごた

 日本ではtetheringは非常に好意的に受け入れられつつあるように見受けられる。誰もが欲しがる機能だもの。機種変更できる時期は二年先、館主など今から待ちきれない。
 ではスマホ先進国アメリカでは、もう当たり前に普及しているのかな。しかし、こんなニュースを目にすると、どうも事情はそれほどバラ色でも無さそう。
Free Press files tethering complaint against Verizon
 手短に言うと、有力キャリアであるVerizonは他社からのtetheringアプリを不当に妨げており、これはFCC違反だと、有る団体がVerizonを提訴したという記事。話はどろどろしており、VerizonはGoogleに圧力をかけて、Android Marketから他社アプリを閉め出したらしい。Googleの管理下にあり、関知せずとVerizonは公にはしらを切っている。一方のGoogleはノーコメントだとか。Googleがなぜ圧力に屈したように見えるのか、少なくともなぜ反論しないのかは疑問として残る。
 そこへもってきて、元々他社にもオープンであるべきだとFCCに要求したのが、他ならぬGoogleだというから、話をさらにややこしくしている。
 でもこの内幕はまるでミステリー小説を読んでいるようで、興味津々ではないか。

smartphone operating system勝者はAndroid

 米国のsmartphoneで使われるoperating systemの最新シェア(4月現在)が明らかになった。
 ソース記事がこれ。Android grows in top U.S. smartphone spot, with iPhone second
 GoogleのAndroidが独走を保ち(36.4%)、2位に浮上したのはApple’s iPhone(26.0%)。3位に落ちたのが、RIMのBlackBerry(25.7%)。もっともiPhoneは微増で、BlackBerryが勢いを失ったと言うこと。
 サーベイ結果に遡ってさらにおもしろいのは、Androidが一人勝ち、iPhoneをのぞいてあとはすべて敗者。あのMicrosoftですらこの分野では負け戦を強いられている(わずか6.7%)。Skypeを使ったよほどの奇策でも導入しない限り、この低迷から抜け出せないでしょう。
 

auスマホIS06に相次ぐ受難

 auさん、勘弁して下さいよ。このところ立て続けに、IS06スマートフォンに関わるトラブル記事を目にした。
 出だしはこれで味噌をつけた。ほとんどIS06ユーザーは更新を済ませた時期だと思うけど。auからの突然のお知らせがこれ。
IS04/IS06のソフトウェア更新の中止についてToo lateですよ。
 その次のトラブルはこれ。
IS04、IS06、EVO ISW11HTを、NTT東西のフレッツ各サービス経由でご利用のお客さまへ
 まれな事象とは言え、あいにくぴったりその条件に当てはまりそう。

MicrosoftがPC makerにより影響力を行使

 次のOS(Windows 8)を開発するに当たって、MSはPCメーカーにより接近し、影響を及ぼそうとしているそうだ。W8の見かけは、あたかもスマートフォンをPC画面に拡大したかのように、タッチ式になる。
 そこで、MSはディスプレーのメーカーに対して、事細かに注文をつけているらしい。画面のAspect ratio(16:9)、解像度(1366×768 pixel、こんな程度か?)、ベゼル巾まで口をはさんでいるとか。
 では、これまでのマウスやらキーボードまで切り捨てることになるのか?どうも、それを使う方法も残される見込み。キーボードで文書を作成する館主には、スマートフォンの文字入力はいまだに苦痛以外の何物でもない。
 翻って、これはAppleには縁のない問題だと言っている。確かに、設計から製造まで一社独占で我が道を行くApple型が良いのか、OSだけを作って、HWは他者に任せるMS型(Googleも同様)が良いのか、目の離せない勝負が続く。
ソース記事:Microsoft looks to expand influence over PC makers