quanpで遊ぶ(続き)

 quanpのサイトで、解説の動画を見つけた。
サポート>使い方ガイドとたどると、以下に動画が置いてある。

 プレイスの開設、ファイルのアップロード、プレイスの共有そしてファイルの検索と4個のタブそれぞれに動画で操作手順を見せてくれる。これはわかりやすい、いかにも日本人が作った、奇をてらったところが無く、おとなしい内容。

1. プレイスの開設
 dropboxなどとはまた毛色の変わった考え方のようだ。どうもこのツールは、何かデータのバックアップと言うよりも、各種文書の保管場所を提供するというようなイメージらしい。つまり、exe/comとか各種設定値を保管しておくイメージではない。

2. ファイルのアップロード
 ドラッグ&ドロップでアップする方法とフォルダ、ファイルを指定してアップする方法とが示されている。ここはわかりやすい。

3. プレイスの共有
 ここは残念ながら、無料ユーザーの方は「見るだけ」で我慢。

4. ファイルの検索
 ここには4種類の検索方法が示されている。どうやら、quanpの神髄はここにありと館主は読み解く。ビジュアルによる検索などを見ると、このツールはもともと写真集の整理の手段という発想から生まれたのではないかとすら思う。文書一般ではビジュアルで検索するなんて発想が生まれないもん。

 デジカメで世に知られているメーカーがなぜオンラインストレージ?という疑問がこれで解けたような気がする。

今度はquanpで遊ぼっ

 今度は株式会社リコーが提供するquanpというサービスで遊ぼう。
もちろん館主が遊ぶのは無料コースだけ。
メニューを見るとちょっと心許ない。

 Dropboxと比べると、2GBが1GBに減る。まあこれは、利用するファイル・フォルダーを厳選して我慢しよう。他メンバーとデータの共有、公開ができないのは、困ってしまう。携帯電話、電話サポート、フォトプリント機能は利用する予定がないので、構わない。

 quanpについて、残念なことは、初心者向けのガイドが無いことかな。例えばDropboxにせよ、Sugarsyncにせよ、動画つきで懇切丁寧なガイドが置いてあり、おまけにそのガイドの全ステップを完了すると、250MBのボーナスまでくれるというサービス。

 quanpのホームページで、「quanpとは」を開けても、出てくるのは有料サービスで提供する各機能を4,5行で説明してあるだけ。

 ホームページのスペシャルというタブを開けると、enjoy quanpという箇所に飛ぶようになっている。


 期待してそこを開けると、有るのは写真の説明だけ。

 やっぱり、リコーだから、写真マニア向けと言うことか。

 サービス一覧をのぞくと、ツールの種類が載っている。無料コースでは、携帯電話も使えない、iPhoneも当然使えないとなると、使えるのは、quanp.on, quanp.net, quanp.drop そしてつい最近登場したquanp.sendかな。お互いにこれらの機能がどう関係するのか、説明が欲しいな。日本人の開発者による(多分)、日本人向けのサービスなんだから、もうちょっと親切な解説が作れるだろうに。それとも、言わなくても分かるだろと、以心伝心を重んじる日本人の典型か。