SATA3カードも手に入れる、超300戦記その5

 早くはなったものの、インデックスを見る限り、これだけではまだ十分とは言えない。作戦はいよいよ第2段階に突入。
 次なる目標は、SATA3対応の能力を生かすこと。従来のSATA2で300MB/s近くまで出せないのは、どうも解せない。しかし理論上からも、日経オンラインの記事からも、300MB/sを越えないとおかしい。いよいよASUS U3S6カードの登場だ。
 このカードは癖があるのか、この使いこなせず躓く人が多い。一方で、何の苦労もなく、マザーボードに差し込んだら、すぐにつかえた人も居る。館主は、躓いた組だ。どう克服したかこれから記す。
 その前に、実はこのカードも手に入れるのに苦労した。価格ドットコムで調べると、取り寄せが意外と多い。最安値4,000円程度と、あまり利益が出ない製品のせいかもしれない。価格ドットコムによると、XXデポ店に在庫有りと出ていた。さっそく地元の店に寄るが、「扱っていません」とあっさり断られた。これを見ろよと握りしめた紙片を取り出そうと思ったが、ちょっとウトイ感じのお兄ちゃんを責めてもしょうがない。それに取り寄せになるとネットショップと変わりがない。
 たまたま玄人志向のSATA3プラスeSATAカードがその日の目玉商品。そちらの方が、安い。せっかくだから買おうかと一瞬血迷った。でも待てよ、eSATAには目下興味がないし、むしろUSB3の方が、将来性がありそう。というわけで、やはりこのカード(ASUS U3S6)にこだわった。