本体よりメディアとインターフェースで先に寿命が

 我が家のビデオカメラはパナソニック製のNV-GS200K。2004年製造だから、もうかれこれ8年近く使ってきた事になる。故障知らずだし、大きなVHSビデオカセットを利用していたその前の機種より、手軽だし、愛用。

 ところがここへきて急に、二つの理由から、ビデオカメラを買い換える時期と判断。
 まずは近年メディアの入手が難しくなってきたことが気になっていた。当初DVCという名前で簡単に手に入ったMini DV方式のカセット。ところがいつの間にかこれが近所の店から姿を消して久しい。ストックが後1本残すのみ。
 決定的な理由に気付いたのが、元日に写した光景をデジタルダビングしようとした昨夜。パソコンにDV端子(IEEE1394端子)が無かったのだ。これじゃパソコンで、ソフトを使ったビデオ編集ができない。
 今までパソコンを組み立てるときには、必ずIEEE1394端子付きのマザーボードを選んできた。初期のUSBよりはデータ転送速度にすぐれているはずだから。しかし今や時代が変わったようだ。USB3.0が現れ、Serial ATAが刷新され、そんな端子のついたボードは廃れてしまった。我が家に設置した自作マシンのどこにも端子が無くなっていたことを遅ればせながら気付いたというわけ。
 テクノロジーの進歩が早すぎ、長く使える技術を見極めるのがますます難しい時代になってきた。次期メディアとインターフェースは何が本命なのか?