SIMフリーiPhoneと格安データ通信SIMのセット販売、これちょっと変だよ

 こんなニュースが飛び込んできた。例えば、「NTTレゾナント、SIMフリーiPhoneと格安データ通信SIMのセット販売を試行
 SIMフリーiPhoneを4>4s>5と使ってきて、iPhone5のLTE騒動を経験したユーザーからすると、これっておかしいと思う。
 対象のSIMは、OCN モバイル エントリー d LTE 980だから、1日30MBまでLTE通信可能という機能が売りの商品。4Sまではハードウェア上LTEをサポートできない。5でサポートできるように理屈の上ではなったが、ファームウェアの更新でその機能を殺してしまった、というのが周知の事実。ということでこのサービスでは、LTEの看板倒れで、実は3gでしか動かないはず。だから「羊頭狗肉」だというのだ。

これはGoogle+に館主が本日書き込んだ記事の補足。

SIMフリーiPhone5にau SIMを押し込み、LTEが本当に動くか?

 特にLTEは、よくキャリアの出す地図表示の一般的なサポートエリアなど何の意味も無い。その意味で、docomo系SIMで、LTEがiPhone5で機能した当時、動いて欲しい場所(特にオフィス)で動かなかったのが残念。
 au SIMはどうなんだ?結論から言うと、受信して欲しい場所でしっかりと受信できたので、合格!
 これが我が家の書斎で計った結果。

 これは、職場での測定。余り速くはないが、ドコモSIMではLTE自体受信できず門前払い状態だったことを考えれば、我慢できまっせ。

腐っても鯛、SIMフリーのiPhone5でau SIMが

 ドコモからiPhoneが出ることは望み薄になった今、卒業先はどこになるのかな?悩んだ末、auを選んだ。最近、何かとトラブルの多いキャリアではあるが。SBよりはマシか?
 かくして、auのiPhoneを手に入れた。
 さっそくこてこての「auロック」iPhone5の設定作業に入ったか?
 まず、しげしげと中のSIMトレイを眺めているうちに思った、auは通信方式が全く異なるはずなのに、SIMはドコモ系と全く同じ形状。
これがSIMフリーに入っていたSIM。

こちらがau専用のSIM。

 SIMフリーに残った、無効のSIMをこのau向けSIMに取り換えてみたら?
 動くわけがないヨ、いや動くという人柱報告をいつか読んだ覚えもあるゾ。
 我が慣れ親しんだSIMフリーに新たなau SIMが何の抵抗もなくスムーズに収まる。電源を入れて、固唾を飲む。あっという間にKDDIの表示が現れた。
 今や、設定>一般>情報の画面はこうなった。

 しかもドコモではなかなかつかめなかったLTEが、いたるところで受信できる。イヤー、素晴らしい。

 ちなみに、やったことと言えばSIMを単純に入れ替えただけ。docomo系SIMを去るに当たって事後の初期化も、auに移るための事前の設定も、ずぼらな館主は何ひとつしていない。

SIMフリーiPhone好きはドコモから離れてどこへ行く?

 SIMフリーiPhoneからそろそろ足を洗う頃かな、そう思い始めたのはここ数ヶ月。4S時代は輝いていたiPhone。5になって一時はLTEで話題を呼んだのもつかの間。その後のバージョンアップでサポートしないことが確定し、かつての熱が冷めた。大枚はたいて米国から個人輸入したこのVerizonモデルも近頃もてあまし気味。
 ずいぶんと高速を誇るSIMの種類は次々と増えたものの、どれもこれもdocomo系。LTEが使えないiPhoneとは相性が悪く、宝の持ち腐れ。かといって日本通信からの呼びかけにもかかわらず、auからもSBからもSIM単独で提供しない現時点、お先真っ暗。
 せっかくなので、ドコモのルーターにIIJの「高速」SIMを入れてWi-Fiとして使ってみた。しかし正直WiMAX系のルーターには勝てないのだ。ドコモのLTEはエリアは広いかもしれないが、遅いのだ。あれが最後のあがきだったかな。
 これで最後の最後と試したSIMは、日本通信のスマホ電話SIM LTE。電話としては満足。しかしデータ通信としては、遅くてメール以外使う気になれず。「「b-mobile4G スマホ電話SIM for LTE」を試してみたけれど」特にLTEを止めて150kbpsに落としたら、案の定昔試したイオンSIMの二の舞。
 これが切り替える前日、設定>一般>情報の画面。ネットワークはもちろん、NTT DOCOMO

 MNPの手続きをしに出かける日、いつの間にかこういう画面に変わった。ネットワークが「使用できません」だという。どうやら店でMNP移行手続きに入り、このSIMが無効になったようだ。

「b-mobile4G スマホ電話SIM for LTE」を試してみたけれど

 日本通信は3月21日、LTE対応データ通信と音声通話対応の上記SIMカードサービスを発表した。さっそくSIMフリーiPhone5で試してみた結果報告。
 メリット:さすがに電話機能は素晴らしい。SIMフリーのスマホで、音声通話機能を使うのは、今回初めて。ガラケーでおなじみの、受信強度の棒線がスマホ画面に立ち、妙に感動。
 先日のブログ「050Plus解約を決断」の通り、あの「050」Plusですらその音声品質で家人から不評を買っていた。新しいSIMと取替え、さっそく電話。「普通の電話」と同じとのお褒めにあずかり、合格。当たり前と言っちゃ当たり前だが。
 メリットはそこまで。初日からどうにも我慢がならないのは、LTE対応データ通信の部分。昼休み、とりあえず計った結果。

 余りにひどい遅さに、ひょっとして最低速度(月額定額980円、150kbps)と間違えられたのかと思った。契約書類を見直して、「速度制限なし」を何度も確認した。
 docomoLTEそのものはSIMフリーiPhone5で対応しなくなったので、数十Mbpsなんて言わないよ。最近のブログ「SIMフリーiPhone5でのLTE体験よさようなら」で記したとおり。でもこの遅さは無いんじゃないの?一桁どころか、二桁以上のろいスピードじゃないか。
 うちに帰って、じっくりと測定。もちろん場所により、結果にばらつきはあるものの、こののろさに我慢できず。



 ちなみに、SIMを取り替える前、元のIIJ提供のSIMで同じ場所で測定しておいたのが、この結果。



 同じdocomo回線を使うMVNOだというのに、他事業者(IIJ)とこれほど見劣りするとは、情けない。
 最低速度の契約に落とすか、最低拘束期間3カ月我慢して日本通信とお別れか、初日からがっかりだ。

SIMフリーiPhone5でのLTE体験よさようなら

 ふと気がついた、いつも確実にLTEをつかめる場所で、つかめなくなったことを。
 6.0.1以降のアップデートはdocomo LTEとは無縁でしかもSIMフリーのユーザーにはさほど有り難みのない更新。だから正式にdocomo LTEをサポートするまで、塩漬けと決めていた。恐くて、6.0.2にすら上げずにいた。iTunesでバックアップを取る度に、更新のポップアップを取り消すのが習慣だった。
 ところがだ、今確認すると、6.0.2になっているではないか。ウーン、寝ぼけてクリックし損なったか。

 さっそく例の方法、ipswファイルを指定して更新を試みる。しかし何度やっても、以下の警告が出て、アップデート、といってもこの場合同じレベルに、ができないのだ。事前にダウンロードしておいたipswファイルが壊れているのかと疑い、ダウンロードし直し、更新を試すが、必ず失敗に終わる。
 しょうがない、グーグル先生に尋ねる。こんな記事を読んだら、このエラーはまさにそこに描かれている症状。遅ればせながら、SHSHなる仕組みを初めて知った。
iOS 6.0.1 & 6.0.2 SHSH の発行が終了。iOS 6.1 リリースとほぼ同時のことであった
 6.0.Xにはアップデート(ないしダウングレード)するすべを失ったと言うことは、6.1に上げるしか残された道はない。となると、docomoでLTEを使う余地を失ったと言うことか。
 というのは、IIJ堂前氏のブログ、「【速報】iOS 6.1 IIJmio高速モバイル/D対応状況・全機種実験」によると、「iPhone5でLTE利用できず」とある。
 脱獄すればできるようだが、わざわざSIMフリーを手に入れてそこまでやるか?
 LTE体験、かくも短き過ぎ去りし夢。

AuctionにみるSIMフリー版iPhone、アメリカでもなぜこんなに高い?

iPhone5に限って言うと、64GBモデルで93,000円というのが相場のよう。ヤフオクで調べたのが、これ。

日本人SIMフリー愛好者を狙って、国内外から転売者続出といった状況。

一方、アメリカ本国では定価でいうと849ドルだという。いまはちょいと円高なので、70,000円というところかな。Apple本社から輸入できないとなると、この値段は日本人にとって、絵に描いた餅。

それだ、アメリカのオークションeBayという手はどうか?
それで調べたのがこれだ。

新品だと1,000ドル近辺が相場のよう。アメリカ人同士に売る事はあり得ないので、これはおそらく外国人目当てにつり上げているのだろう。150ドルもプレミアムを付けるなんて、いい商売だな。あちらでも転売者がワンサとはびこる状況は同じだね。
それでも欲しいとしたらどうなるか。ミニマムの運送費として50ドルを加え、さらに関税が有るので、最低でも85,000円程度ではないかな。ウーン。

SIMフリーiPhone5の個人輸入は難しい、アジアに転送業者見あたらず

 iPhone4もiPad3も館主はアメリカのアップルストアから直接個人輸入した。だってヤフオクも正規の代理店?expansysも高いよ。転売屋としては、薄利じゃやっていけないのだろうが。
 アメリカに知人が居るので、頼めない事は無い。でもこういう件で手を煩わしてもらうのは、気が引ける。ということで今回も当然アップル本社を狙っていた。ところが、今回はこれまでと事情が違っており、ウェブではSIMフリーが選べないようになっている。この業界で知る人ぞ知る、吉田氏のブログによると、アメリカの実店舗の店頭で買うしか手が無さそう。
 渡米の機会が無いとなると、残りは、A1429(GSM)を香港・韓国・シンガポール等から仕入れる事になる。そうすると今度は別の難関が立ちはだかる。転送業者が圧倒的にアメリカに偏っているのだ。

以下、調べた業者名。
Spear-Net
MyUS.com
goopping
NIPPON EXPRESS
HopShopGo USA
malltail

 最後のmalltailだけは、USだけでなく韓国のアドレスも割り当ててくれる。しかし韓国のアップルストアは韓国語だらけ。せっかくだが、これは使い物にならない。
 理屈では香港、シンガポール、韓国、オーストラリアのアップルストアから購入できるはず、現地住所があれば。しかし、アジア諸国から日本への転送業者が見あたらず、購入できないのだ。信じられない事だが、これほどアメリカに一極集中しているとは、今回の調査で初めて知った。

SIMフリースマホの050Plusアプリでかけられない番号

 館主は海外から個人輸入したSIMフリーiPhone4Sをもっぱらスマホとして使っている。当然、というわけでもないのだが、日本通信から借りているSIMはお安くデータ通信専用。こんな人向けに、050サービスが提供されるのは本当に有り難い。
 困るのはしばしばつながらない番号に出くわす事。今日の経験。
 無線LANサービスの加入に伴い、質問がありサポートに電話したときのやりとり。まずは質問はここにせよとの指示。

 050を利用してかけようとしたら、このエラー。

 これで発信ボタンを押せば、Wi-Fiではなく当然iPhoneのSIMを使おうとし、音声をサポートしていないものだから、

アマゾン限定高速定額SIM 微妙な制限

 極力、SIMフリーのiPhoneは、Wi-Fiで使っている。しかし外出先だとか、Wi-Fiの入らない場所はどうしても有る。自分の使い方では月にせいぜい数百MBというのがこれまでの経験値。そこで、b-mobile4G アマゾン限定 高速定額(マイクロSIM)が発表されたときには、待ってましたと契約。500MBで十分のはずだった。
 ある日東京駅、ここはWi-Fiが使えないのだ、から自宅にメールしようとしたら、メール・サーバーにアクセスできないトラブルに出くわす。予備のAndroidスマホ、こちらはIIJの1000円SIMを入れてある、を利用して、トラブルを乗り切った。後に自宅でiPhoneの設定を調べるが、異常が無い。
 あるとき何気なく、モバイルデータ量を調べて、トラブルの原因を知った。

 そういえば思い当たる節がある。某日、鞄にモバイル・ルーターを忘れたが、どうしてもパソコンを使う必要があった。iPhoneのテザリングを利用して、その場をしのいだ。そうだったのか、あの時、残りデータ量をいっぺんに使い切ってしまったらしい。
 「500MB追加購入」というオプションがあるので、これを検討してみた。しかし以下の制限を読んで、立ち止まる。「利用期限までにご利用されなかったデータ量は利用期限の翌日に失効されます」
 一ヶ月分払っても、十日ほどで失効するのか。もうちょっと融通を利かせて欲しいな。